北京市の王君萍さん(75)に不当判決
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 【明慧日本2023年6月2日】北京市豊台区の法輪功学習者・王君萍さん(75歳女性)は、懲役3年の不当判決を言い渡され、罰金3千元(約5万8000円)を科された後に控訴したが、今年3月29日に北京第二中級裁判所により原裁判を維持された。身体検査で不合格のため、一時保釈された。王さんは不当な罰金の支払いを拒否した。

 王さんは1948年に生まれ、かつて仏教の在家信者だった。1999年に法輪功を紹介された王さんは、すぐに「私も学びたい」と言って学び始め、試しに座禅をすると、以前、足首を捻挫して何年間も痛んだ痛みが消えた! それから王さんは毎朝家を出て外で集団煉功をし、夜になると皆と共に『轉法輪』を学び、心身ともに健康で幸せだった。

 2019年6月のある日、王さんはお守りや、法輪功迫害の実態が書かれた資料を人々に渡したところ、警官に見られて、当日不当に家宅捜索を受け、プレーヤー1個、MP3も1個押収され、身柄も拘束された。身体の原因で裁判待ちという形で一時保釈された。

  2020年11月、王さんはある駐車場の従業員に、法輪功迫害の実態を語ったところ、相手に通報された。その後、王さんは連行され、家宅捜索を受けた。パソコン、プリンター、DVD、メモリ、法輪功の書籍などを押収された。翌日、王さんは拘束され、身体検査で不合格のため、一時保釈された。

 2021年2月22日、王さんは豊台区盧溝橋派出所に起訴され、書類は検察庁を経て裁判所に回された。

 同年5月13日、北京市豊台区裁判所で裁判が行われ、王さんは自己弁護を行った。王さんは「法輪功は組織ではなく、自宅での修煉であり、社会に害を及ぼさない」と述べた。また、王さんは修煉後に病気を一切抱えず、全身が軽く感じたことを証言した。「法輪功は人に真・善・忍を教えており、そして学習者が真実を伝えることは憲法で保障されている権利で、犯罪ではない」と述べた。王さんが発言していた際、何度も裁判官・胡春生によって妨害された。

 弁護士も様々な角度で王さんに無罪の弁護をした。

 2022年12月28日、王さんは不当判決3年、罰金3千元の判決状を受けた。王さんは控訴したが、元裁判を維持された。

 豊台区のもう1人の学習者・胡行銑さん(81)も、今年2月8日に不当判決3年、罰金3千元を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/26/461294.html)
 
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