湖南省の呉伝英さん 8年間不当に拘禁され迫害で死亡
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 【明慧日本2023年6月5日】(湖南省=明慧記者)湖南省臨レイ県の呉伝英さんは、真・善・忍への信仰を堅持し続けたとして、中国共産党の刑務所で8年間不当に拘禁され、あらゆる非人道的な拷問を受けた。年金を停止された後、呉さんは告訴し裁判で勝訴したが、人社局から執行を拒否された。2023年4月19日、70歳の呉さんは迫害の中で亡くなった。法輪功は中国の伝統修煉法で世界中の人々に親しまれているが1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 法輪大法が呉さんを救った

 呉さんは1998年から法輪功を学び始めた。法輪功を学ぶ前、呉さんは体が弱く、糖尿病、腎炎など12種類の病気を患い、特に神経症がひどく、不眠症と頭痛に悩まされていた。

 人生の終盤にさしかかった時、幸運にも法輪功に出会い、それ以来、呉さんは返本帰真の道を歩み始めた。真・善・忍の基準に基づき良い人を目指すことで、長年苦しんでいた病気が消え、心身とも健康になり、まるで別人のように変わった。

 懲役1年の不当な判決を受ける

 1999年の法輪功への迫害が始まった後、呉さん法輪功を放棄せず、法輪大法の素晴らしさや迫害の実態を人々に伝えたとして、何度も迫害を受けた。

 2000年2月、法輪功が誹謗中傷され、法輪功学習者(以下、学習者)が不当に拘禁されたため、呉さんは生死を恐れず北京天安門に行き、「法輪大法は素晴らしい」、「法輪大法は正法だ」、「師父の潔白を返せ」という言葉を大声で叫んだ。呉さんは連行され臨レイ県留置場に拘束された。

 2月、現地は、まだ寒さが厳しい時期であった。手錠が手首に深く食い込み、呉さんの腕と両手は赤く腫れ上がった。夜、呉さんは壁に寄りかかりながら、横座りで、分刻みの痛みに耐えていた。我慢できない時、寝台の上で少しずつお尻を動かして、荒い息をしていた。

 その後、呉さんは1年間の労働を科されたが、県留置場で2年6カ月間拘禁された。

 懲役3年の実刑を宣告され 脱走後さらに懲役8年を宣告される

 2004年11月から2005年11月までの1年間、呉さんは4回も連行され、強制的に洗脳班に送られた。また、法輪功を放棄しないとして、臨レイ県裁判所から懲役3年の実刑判決を言い渡された。ある日、呉さんともう1人の学習者は、刑務所から病院へ移送される途中で脱走し、数カ月間放浪生活をした。

 2006年9月9日、呉さんは長沙市で迫害を暴露する資料を配布したところ、法輪功に対して誤解を持った人に通報され、再び連行された。その後、地元の警官に連れ戻され、臨レイ県留置場に拘禁された。

 臨レイ県留置場で、呉さんは平手打ちをされ、髪を引っ張られ、冬は一日中裸足で地面に立たされた。長期にわたり精神的、肉体的迫害の結果、呉さんの体は衰弱し、体重は30数キロまでに減少し、背中は曲がり、歩行困難となった。

 2007年10月19日、呉さんは臨レイ県裁判所から懲役8年の実刑判決を宣告された。2008年に長沙女子刑務所に移送され、2014年に刑務所から帰宅した。

 15日間不当に拘束される

 2020年3月12日の朝、呉さんと学習者の金新春さんはバスで修梅鎮へ向かったが、 バスを降りた直後、警官らにより連行され、バッグの中に入っていた法輪功の資料を押収された。

 午後、2人は桃園県留置場に送られた。呉さんと金さんは15日間拘束された後、2020年3月27日の午後3時頃、解放され帰宅した。

 再び連行、拘束される

 2022年7月21日午前、湖南省臨レイ県公安局、安福鎮派出所、望城郷派出所は、大量の警察官を出動させ、学習者の家に行き家宅捜索を行い、学習者を連行した。

 当日、7人の学習者が警官に連行された。呉さんは家宅捜索され、手錠をかけられ公安局で尋問を受けた。午後9時過ぎ、呉さんは帰宅したが、臨レイ県公安局から住居監視下に置かれることになった。

 長年拘禁され、様々な拷問を受けた呉さんは、今年4月19日に亡くなった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/30/461438.html)
 
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