修煉6日目に奇跡が顕れ、師父が3人の命を救う
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文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2023年6月6日】私は教師です。1998年6月のある日、同僚が『轉法輪』を読んでいたので、私は彼女の注意を引こうと思ってその本を掴み、「本を読むのをやめて、私と一緒にお話したら?」と言いました。同僚は、「この本を読む勇気がありますか?」と言ったので、私は「読まないわけないじゃありませんか、長年授業をして、たくさんの本を読んできたのですから」と言いました。そう言いながら、『轉法輪』の本を開くと、ある一文が目に飛び込んで来ました。「わたしが皆さんに言いたいのは、われわれのやっているのは佛家修煉大法ですので、言うまでもなく佛を修めるものです。道家はもちろん、道を修煉し、得道するものです」と師父は説かれていました。それを見て私は思わず叫びました。「見つけた、私は佛を修めます!」

 私は貴重な宝物、『轉法輪』を得て、昼に仕事を終え、本を大切に持ち帰りました。夫は本を数ページ読んで、「とてもいい、私も実践したい」と言いました。ちょうど休学してオンドルで横になっていた息子も起き上がって、「お母さん、僕も法輪功を学びたい!」と叫びました。こうして、私たち一家3人は同時に法輪大法の修煉を始めることになりました。

 息子は小さい頃から目に問題があり、時々、目が赤く腫れて涙が出て、目が開けられなくなりました。漢方、西洋医学、民間療法......とあらゆる方法を尽くしましたが、一向に治らず、さらに状態は悪化しました。

 特に、息子が登校初日に帰宅した後、「お母さん、一番前の席に座っても黒板がよく見えないよ」と言いました。それを聞いた私は、息子に対する夢が完全に打ち砕かれ、奈落の底に落ちてしまったようでした。その後、息子は学校を休みがちになり、自分の身の回りのこともままならなくなりました。

 息子の目はよく涙が止まらず、赤く腫れ、瞼は火のように熱く、目を開けることができず、よく痛みに震えていました。「目の中に硬い豆が入っていて、ゴロゴロしているようだ」と言っていました。息子の痛みや苦しみを見るのは耐え難く、言葉にならない程、苦しんでいる様子に、私は心配で眠れず、食べ物も喉を通らないほどでした。冬に息子の目が痛むと、私は夜通し、雪玉をタオルに包んで、火照った目に当てて痛みを和らげていたのを覚えています。ある時、祖母が「まぶたをひっくり返して竹串で刺して血を出してから、塩水をかけなさい」と言い、私はやむを得ずその通りにしました。その時の心境は、母親として胸が張り裂けそうな思いで、今でも思い返すとぞっとします。しかし、息子の目が良くなる兆しは一向にありませんでした。

 結局、眼科医の診断は、遺伝性の角膜潰瘍とのことでした。北京で両目の角膜を交換する高価な手術を受けなければ、両目とも失明してしまうということでした。私たち夫婦は、数十年の収入があっても手術に必要なお金を貯めることができないので、私たちは完全に打ちのめされました。そこで、夫と相談して、息子の目が完全に見えなくなったら、一家3人で一緒に辛い人生を終わらせようと約束したのです。

 思い掛けず、師父が私を目覚めさせてくれたあの日、私たち家族に新たな人生をもたらしてくれました。その頃、息子は休学しており、昼夜を問わず目が痛く、赤く腫れ、涙を流し、目を開けることができず、いつも暗闇の中で苦しんでいました。ところが、私と夫が修煉することを聞いたとたん、さっと起き上がって、「お母さん、僕も修煉したい!」と叫びました。ですが、私は『轉法輪』を持って帰ったばかりで、まだ全部読んでおらず、よく分からなかったのです。ただ子どもには心性を守ることができないと思い、「子供には分からないから、修められない」と言いました。また「目が治る可能性はないけれど、痛くて我慢できない時はまだ目薬をさして痛みを和らげることができます。もし、修めるのなら、目の痛みを業力として、もう目薬を使わず、今まで節約して買った高い目薬を捨てますよ。我慢できるの?」と聞くと、息子は、「僕はできるよ」と言ったので、私は決心して、すぐに目薬を捨てました。

 当初、息子は目を開けられなかったので、私は『轉法輪』を読み聞かせたところ、たった3日間で息子は目を開けられるようになりました。それから私は息子に、自分で本を読むように言いました。さらに3日間、自分で読み続けた結果、目は正常に回復し、学校に行けるようになったのです。当時の私のあの驚きと喜びは言葉に言い表す事ができません。本当に、嬉しくてたまりませんでした。 

 それ以来、私たち一家3人は死神と別れを告げ、修煉の道を勇猛邁進しています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/20/293290.html)
(English: https://en.minghui.org/html/articles/2014/8/1/2323.html)
 
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