【明慧日本2023年6月7日】新型コロナ禍後、イギリスの法輪功学習者（以下、学習者）たちは大英博物館前での法輪功迫害の実態を暴露するイベントを回復した。同館には毎日世界各地から大勢の観光客が訪れ、迫害の実態を理解した人々は署名して法輪功を支持する気持ちを示した。
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大英博物館前にある法輪功ブース |
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観光客の中には、華人が少なくない。法輪功を理解している人は、学習者が長年に亘ってずっと迫害の実態を伝えていることに敬服し、誤解をしている人は、学習者と交流することによって、誤解をなくしたケースも多かった。
米国華人「中国共産党（以下、中共）と戦っている法輪功を最も敬服しています」
ある日、学習者がチラシを配布していた時、女性の華人が法輪功のチラシをすぐ受け取った。彼ら一行3人は、すべてアメリカからきており、数年前アメリカに移民した。その女性は「あなた達を支持します。中共と戦っている団体の中で、法輪功が最も素晴らしいです。敬服します。多年に亘って頑張って来たからです。私は医学を学びました。あなた達がアメリカで『中共による学習者への生体臓器狩り』を実演した時、私は疑問を持って信じようとしませんでした。中共が悪いことをいっぱいやったとわかっていても、生体臓器狩りなどできるわけがないと思っていました。しかしその後インターネットでいろいろ実態を調べて、あなた達が伝えていることが真実であるとわかりました」と述べた。
彼女の夫は「私の姉の夫は法輪功を修煉しています。2000年、平和陳情で北京に行ったため連行され、何年間も拘禁されました。中共があなた達を恐れていることが分かっています」と言った。
離れる前、彼らは共青団、少先隊を脱退した。女性は学習者にとことんまで頑張って行くようにと励ました。
中国人観光者「支持します、偉いです」
５月のある日、ある女の子がブースに来て資料を取ろうとして、学習者に挨拶した。彼女は中国からきており、「支持します。私も何かできますか」と話した。
その女の子は「母は腎臓病を患っており、人工透析を7年間ほど受けました。しかし新型コロナの影響でロックダウンされ、治療が間に合わないため、亡くなりました。ある意味で母は中共の害を受けて死亡しました。中国では常に不幸なことが起きます。例えば女性の人身売買などあります。鎖に繋がれた女性（鉄鏈女）はそうでしょう。しかし多く人はそれを聞いて、『他人事、不関心』という考えを持ち、回避したのです」
また「法輪功を私は心より支持します」と言った。最後にその女の子はかつて加入した少先隊を脱退し、学習者と互いに電話番号を交換し、法輪功の資料を受け取った。学習者は彼女に法輪功の病気治療効果を伝えると、彼女は試してみると言った。
誤解を消した中国人女性は学習者に感謝
ある日、3人の家族が中国から観光に来た。法輪功ブースを通りかかる時、その男性は「え？ 法輪功？」と言い、隣の女性は、「給料を貰っている人々だろう」と答えた。学習者はその話を聞いて「給料をもらうなんて？」と言い返した。意外なのは、その家族3人は立ち止まって戻ってきて、学習者と話し始めた。その男性は近年多くの国を訪れたことがあり、所々で法輪功を見かけることがあると言った。彼は多く質問をした。例えば「ここで働いてお金をもらえますか？ なぜこの国に来たのですか」など質問があった。
学習者はまず給料をもらうことに関して答えた。「家族は1998年からイギリスで勉強を始めました。その後ずっとイギリスで働いています。2003年に家族全員が永住権を獲得しました。経済的には豊かです。今私は周2、３日のアルバイトをしています。アルバイトが無い日は大英博物館の前に来て、法輪功迫害の実態を伝えています。ここに来るのは責任感を持ち、良心を持つことによるものです」
また、学習者は「近年、給料を貰っているだろうと言う中国人によく出会います。実はその話は理解できます。なぜかというと、昨今の人々はお金をもらわないと誰がやるのか、ということでしょう。しかし学習者は違います。私たちがここで、迫害の実態を伝えるのは自発的なものです。私たちはここで風に吹かれたり、雨に打たれたり、強い光に照らされたり、冬になると全身が骨まで寒くなり、誰がこの苦しさに耐えられるのですか？ いくら貰ったら納得できるのでしょうか？」と話すと、その男性と息子は頷き、その女性もなんとなく何かわかったような表情をした。
学習者は彼らの他の質問にも答えた、離れる前その女性は「ありがとう」と学習者に感謝した。
