ハルビン市の呂巍さんは不当な判決に

 

　【明慧日本2023年6月7日】黒竜江省ハルビン市の法輪功学習者・呂巍さん（47歳女性）は2023年2月27日に裁判が開かれたが、資料の不備があったため、裁判所は検察庁に30日以内に改正を命じ、休廷した。当初検察庁の求刑は1年だったが、家族が弁護士を雇って無罪弁護を依頼した。裁判所は報復として、呂さんは懲役2年、罰金5000元（10万円）の不当な判決を宣告された。法輪功は中国の伝統修煉法で世界の人々に親しまれているが1999年以来中国共産党によって迫害されている。

　呂さんはハルビン市第64中学校に教室として勤め、法輪功を学んでから優しくなり、かつての胃病、心臓病も治った。学生と同僚に高く評価されている。

　2022年7月11日朝、呂さんはハルビン市の南崗区燎原派出所、鉄路派出所、保健路派出所の警官十数人に身柄を拘束され、家財も押収された。現場の警官はすでに1年以上尾行し、今回は合同執行だと話した。

　呂さんは同年10月8日に南崗区の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の道里区検察庁に起訴され、11月3日に道里区裁判所に起訴された。2023年2月27日に裁判が開かれ、ハルビン市第二留置場で拘禁されている。法曹機関者はコロナを理由に呂さんを留置場から外出させず、裁判は第二留置場でオンラインの形で行われた。

　呂さんのアメリカに在住の姉・呂娜さんは中国の法曹機関者及び良知のある人々に呂さんを直ちに解放すること、全ての不当に拘禁されている法輪功学習者を解放することを呼びかけている。