障害者だった蒋士良さん 法輪功学んで健康になったが北京で不当拘禁
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 【明慧日本2023年6月8日】北京の法輪功学習者・蒋士良さん(68歳男性)は5月19日、豊台区方荘派出所の警官らに不当に連行された。現在、豊台区留置場に身柄拘禁されている。

 法輪大法を学んで健康に

 蒋さんは1955年生まれ、江蘇省出身。蒋さんは2歳の時に脳炎に罹って後遺症が残り、頭が常に震えており、箸と茶碗さえ持てず、思考能力がゼロで何もわからず、生活能力を完全に失った。5、6歳の時に、蒋さんは村の外に出て食事を乞う、放浪生活を始めた。天が屋根で、地はベッドになり、蒋さんは10年間放浪を続けて辛い思いをしていた。

 1977年、蒋さんの姉が北京へ異動したため、蒋さんもついて行き、ちょっとした雑務をして小銭を稼いだ。身体が弱くて自己生活が管理できなかったので、姉の夫は毎日蒋さんの身体を洗っていて、嫌悪感は全くなかった。

 姉の夫は法輪功学習者である。1996年のある日、姉の夫は蒋さんを法輪功の煉功に連れていき、それから蒋さんは毎日法輪功を学び続けた。学び始めた時、手が酷く震えていたが、半月経った後、震えなくなった。元々目が歪んでものを見ていたが、煉功した後、目の見え方が正常になったという。

 蒋さんは法輪功を練習するのが大好きで、時には強大なエネルギーが感じられ、しかも部屋の中には回転している五色六色の法輪がたくさん見えた。蒋さんは文字があまり読めないが、『轉法輪』を読んでいるときに、本の中の一文字一文字はすべて仏の姿が見えた。

 障害者だった蒋さんは健康になった。

 蒋さんが受けた迫害

 1999年7月20日、中国共産党が法輪功への迫害を始めた。蒋さんとほかの学習者数人は陳情に行ったが、陳情所はドアを閉め、陳情者に応じない態度を示した。また、陳情所周辺では警察が多数配置されていた。陳情できなかった蒋さんたちは仕方なく、大通りの両側に座り込むしかなかった。

 その後、蒋さんたちは警官らに豊台体育館まで連れて行かれた。体育館で、ある警察が蒋さんを殴ろうとしたところ、学習者たちは一斉に「暴力をやめてください!」と大声で叫び、制止した。蒋さんは1日拘束された後、帰宅できた。

 蒋さんは法輪功迫害の実態を伝えたとして今年5月19日午後8時過ぎ、自宅に押し入ってきた豊台区方荘派出所の警官4人に連行された。現在、蒋さんは豊台区留置場に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/6/4/461599.html)
 
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