広東省の陳翠珠さんの命が危険にさらされる
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 【明慧日本2023年6月11日】広東省湛江市(たんこうし)の法輪功学習者・陳翠珠さん(女性)が、法輪功を学んでいることを理由に8カ月間拘禁した後、2023年5月4日、赤坎区(せきかんく)裁判所は陳さんに対して裁判を行った。陳さんの家族は、かつては健康で元気だった陳さんが、極度にやせ細って衰弱しているのを見てショックを受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 陳さんの健康状態が非常に悪かったにもかかわらず、警察は依然として陳さんの手足に手錠を掛け、その手錠を鎖で繋いだ。その結果、陳さんは背筋を伸ばすことができず、審理の間かがんでいなければならなかった。

 陳さんは、他の学習者とともに法輪功の本を学んでいたところ、2022年9月8日に赤坎区の警官らに連行された。陳さんは警官に対し、法輪功を迫害しないよう訴えた。陳さんはまた、法輪功を学び始めてから進行性の大腸がんがどのようにして消えたかについても話した。警官らは陳さんの医療記録を調べた結果、事実ということを確認した。しかし、彼らは依然として陳さんを湛江市拘置所に拘禁し、陳さんの案件を赤坎区検察庁に提出した。

 拘禁中、劣悪な生活環境、身体的拷問、精神的苦痛により、陳さんの健康状態は急速に悪化した。陳さんの皮膚は化膿し始め、非常に不快な思いをした。看守は陳さんを検査のために病院に送った。陳さんは癌を患っており、転移していることが判明した。病院の医師は、即時入院治療を行うよう勧め、そうでなければ陳さんの命が危険にさらされることになると述べた。拘置所は、陳さんが法輪功を学ぶことを拒否したため、治療のための仮釈放を認めなかった。

 2003年、陳さんは中共当局に懲役4年の不当判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/16/460852.html)
 
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