河北省の劉衛汝さんに懲役2年8カ月の不当判決
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 【明慧日本2023年6月12日】河北省衡水市(こうすいし)在住の法輪功学習者・劉衛汝さん(女性)は法輪功を学んだとして、2023年2月、中共当局に懲役2年8カ月の判決を言い渡された。その後、劉さんは河北省女子刑務所に拘禁された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2019年、劉さんは北京で法輪功迫害の事実に関するシールを貼る様子が監視カメラに記録されていたため、数カ月後の2020年1月に、深州市(しんしゅうし)の警官らは、劉さんの自宅を2回家宅捜索し、コンピューター、プリンター、法輪功の書籍を押収した。

 それから間もなく、北京警察の警官が劉さんの自宅を訪れた。彼らは深州市の警官と協力し、劉さんを衡水市拘置所に連行した。重度の肺癌だったため、劉さんは入所を拒否され、釈放された。深州市の警官が劉さんに毎日出頭するよう命じたが、劉さんは拒否し、姿をくらました。あまりのプレッシャーに劉さんは精神的ダメージを受け、家族によって神州市精神病院に運ばれた。

 6カ月後に劉さんが退院すると、安平県裁判所は劉さんの裁判を行った。2022年、劉さんは家族によって再び精神病院に3カ月間送られた。

 裁判所は2023年2月に劉さんに懲役2年8カ月の不当判決を言い渡した。劉さんは現在石家荘女子刑務所に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/13/460485.html)
 
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