四川省の羅明春さんは重病にもかかわらず、依然として拘禁されている
【明慧日本2023年6月12日】四川省西昌市(せいしょうし)在住の法輪功学習者・羅明春さん(女性)は、法輪功を学んでいることを理由に成都女子刑務所に拘禁されている間に、重度の心臓病、高血圧、糖尿病を発症した。羅さんの両親は、羅さんの仮釈放を求めて刑務所管理局に数回申請を提出したが、何の返答も得られなかった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
羅さんは、2019年8月に警察の一斉捜索で連行された。羅さんは2020年12月に西昌市裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡された。羅さんは涼山イ族自治州(りょうざん-イぞく-じちしゅう)中級裁判所に控訴したが、同裁判所は2021年3月2日に原判決を支持する判決を下した。
羅さんは2023年4月10日、成都女子刑務所の第二監獄区に移送された。その日の午後、刑務官は羅さんの両親に電話をし、羅さんの病状について話した。羅さんの両親は、羅さんの入所を拒否するよう刑務所に要請し、さもなければ、刑務所側の責任を追及すると伝えた。
羅さんの両親の話による、2022年、小廟拘置所は羅さんがすでにかなり高い高血圧になっていることを知っていた。しかし、拘置所は羅さんの健康状態を決して家族に知らせず、羅さんを拘禁し続け、遠方の刑務所に移送した。
羅さんの両親は、羅さんの治療ための仮釈放を求めて刑務所管理局に数回申請書を提出したが、何の返答も得られなかった。 彼らは5月初旬に再び刑務所と四川省刑務所管理局に書簡を送り、今も返答を待っているところである。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)