大慶市の李冬菊さん 不当判決を不服として控訴
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 【明慧日本2023年6月16日】黒竜江省大慶市在住の法輪功学習者・李冬菊さん(60代女性)は、2022年7月12日午前6時に自宅で連行された。李さんは2022年12月4日に大慶開発区裁判所に懲役5年6カ月の不当判決を言い渡された。李さんは控訴した。2023年4月13日、李さんの弁護士が中級裁判所に李さんの控訴の状況を尋ねたところ、裁判官は李さんに対して、元判決を維持し、訴訟を終了したと述べた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 李さんの弁護士は、李さんの訴訟にすでに着手していたにもかかわらず、裁判所が李さんの代理人として2人の弁護士を選任したことが判明した。 裁判官は、李さんの代理人を務めることができる弁護士は2人しかいないという言い訳をして、案件文書の検討を求める李さんの弁護士の要請を拒否し、李さんの控訴審についても通知しなかった。

 弁護士による取り調べの翌日の4月14日、中共当局は李さんの家族に対し、間もなく黒竜江省女子刑務所に連行すると通告した。

 李さんは、2022年7月12日午前6時に自宅で連行された。同日、100人以上の学習者が連行され、家宅捜索された。李さんは2022年12月4日に法廷に出廷し、大慶開発区裁判所に懲役5年6カ月の不当判決を下された。同日、法輪功学習者・唐增葉さんも、同裁判所に懲役2年の不当判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/20/459002.html)
 
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