アイルランドの市民　「誰もが真・善・忍に従うべき」

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　【明慧日本2023年6月19日】アイルランドの法輪功学習者（以下、学習者）は、アイルランドの観光シーズンのピークを迎えた2大都市のコークとダブリンの中心街で5月27日と6月3日の2日間、法輪功迫害の実態を伝え、迫害制止の署名活動を行った。学習者たちは法輪功のブースを設け、多くの市民がパネル資料を読んだり、法輪功迫害に関する情報や資料を求めたり、中には法輪功を学びたいと言った。またブースでは、学習者による穏やかで平和的な法輪功の煉功動作も紹介した。市民は、中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害を強く非難し署名した。

6月3日、ダブリンで法輪功迫害の実態を伝える学習者

ダブリンで中共による法輪功迫害の実態を理解し署名する市民

中共による学習者への残虐な迫害の停止を求める米国フロリダ州のジョンさん（6月3日撮影）

　「この悪魔の行為を止めなければならない」

　ブラジル出身のアンナさんとグスタボさんは、友人たちと一緒にダブリンにやってきて休暇を過ごしていた。アンナさんとグスタボさんの二人がブースにやってきて、パネル資料を読んだ後、「私たちが初めてヨーロッパに来た時、香港から来た女性に出会いました。その女性は香港や台湾で起きていることを教えてくれました。だから、私は中共による法輪功への迫害が事実だと完全に認識しています」と学習者に話した。そして二人ともすぐに署名し、「学習者の迫害に反対する署名活動を支持します。早く迫害が終わるよう望んでいます」と言った。

6月3日、ブラジルのアンナさんとグスタボさん「法輪功への迫害が早く終わるように望んでいます」

　ダブリン出身のスーザンさんは、法輪功学習者が真・善・忍を信じているために、殴られ、拷問を受け、更に生体臓器狩りをされていると聞いて、「これは恥ずべきことです。世界にはこのようなことが起きているのに、人々はそれを知らないのです。誰もが、この迫害に断固として反対しなければならないことを、国民に知らせるために最善を尽くすべきです！」と語った。

ダブリン在住のスーザンさん「誰もがこの迫害に断固として立ち向かわなければなりません」

　カトリック修道女のアイリッシュさんも、スーザンさんと同様の見解を示した。「国家が始めた生体臓器狩りは、人類に対する犯罪です」とアイリッシュさんは怒りを込めて言った。アイリシュさんは長年、人身売買、特に子供の人身売買を止めるために活動して来たという。彼女は、この法輪功学習者への迫害が中国で行われているからと言って、アイルランド国民が見て見ぬふりをするわけにはいかないと考えている。「中共は、中国の国民に対して犯罪を犯しており、今私達がこの悪魔的行為を止めなければなりません」

アイリッシュさん「中共は中国の国民に対して犯罪を犯しており、今、私たちがこの悪魔のような行為を止めなければなりません」

　ラナさん(女性)も、迫害に反対する学習者を支持している。ラナさんはサウジアラビアのある大学の講師を務めており、現在はアイルランドで博士号を取得するために勉強しているという。ラナさんは、「中共は、国民が自分たちに従い自分たちの言うことを聞くことを望んでいるのです。そのため、中国人が真・善・忍を信じているのを見ると、それを許すことができず、迫害で国民をコントロールしています。より多くの人々を支配することを達成しなければならからです」と語った。

ラナさん「法輪功学習者の信念を尊重し、中共の迫害に反対します」

　「誰もが真・善・忍に従うべき」

　アイルランド人のアンさんは、「中共が学習者を迫害するのは、法輪功は善の象徴であり、悪は善を打ち倒したいだけだからです」と言った。アンさんは、この残酷な迫害をより多くの人に知ってもらう活動に感謝した。またアンさんは、「歩行者の中には急いでる人がいて、パネル資料に気づかないかも知れませんので、パネル資料の文字をもう少し大きくしてもらえませんか？」と学習者にお願いした。

　アンさんは、24年近く続いている迫害を止めるために、誰もが立ち上がるべきだと考えている。アンさんは、「心が張り裂けそうです。父はよく言っていました。『悪魔の最大の策略の一つは、全世界に自分が存在しないと思い込ませることだ』です。これは絶対に悪魔です。悪魔の存在を信じるか、信じないかに関係なく、これが証拠です。人間の生体臓器狩りもそうです！」

　「真・善・忍」についてアンさんは、「議論する必要はないです。誰もが真・善・忍に従い、正しいことを貫くべきだからです」と語った。

　フランスの俳優のオコンさんは、「もし古代中国の賢人たちが、人々が残した文章を読めば、真・善・忍の基準を信じるようになるでしょう」

　「5000年前の中国の偉大な哲学者たちが残した格言を検討してみてはどうでしょうか？　つまり、共産党ができる前、近代社会と呼ばれるようになる前からあった自分たちの歴史（文化）に目を向けず、目を閉じて見て見ぬふりをしたのです」と語った。