師父の按排の下で成長する
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文/シンガポールの子ども弟子

 【明慧日本2023年6月21日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は4歳の頃から両親と共に修煉を始め、気付けば8年以上が経ちました。私と妹は、師父が常に私たちを見守ってくださっていることを深く感じています。

 同時に、8年以上にわたり、母は毎週日曜日に私たちが学法煉功を続けられるように明慧学校に連れて行ってくれました。私たちはこの修煉環境で大いに恩恵を受けていると感じています。今から話すことは、私のこれら数年間における修煉体験です。

 1、師父のご加護の下、私と妹は健康に成長する

 両親が修煉を始めた頃、私と妹は法輪功や修煉について何も知りませんでしたが、私たちは既に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を心で唱えることを学びました。

 妹が3歳を過ぎた、ある日の午後のことです。彼女は突然、大声で泣き始めました。私と母は急いで妹のもとに行きました。彼女は首を押さえ、苦しそうな様子で泣きながら咳をしていました。母はどうしたらいいのか分からず、妹が地面から何かを拾って、口に入れてしまったことも分かりませんでした。

 母は妹の背中をずっと叩きながら、私と一緒に心からの九文字を唱えました。私たちが唱える間、母は彼女の背中を叩き続けました。その時、妹の口から血のついた折れた爪楊枝が出てきました。妹もすぐに泣き止みました。後で私たちは、なぜ妹が爪楊枝を飲み込んでしまったのか。不思議に思いましたが、おじいちゃんが爪楊枝で歯を掃除していたのを見ていた妹が、大人が何をするのか、真似してしまったのかもしれません。おじいちゃんのように歯を掃除しようとした結果、爪楊枝がうっかり喉に詰まったのです。母は怖くなり、息を飲みました。もし当時、爪楊枝が喉に詰まっていることを知っていたなら、すぐに病院に連れて行って救急処置を受けたことでしょう。私たちは大法の奇跡を感じました。

 私が幼稚園に通っていた時のことです。ある日、学校で発表会がありました。私は発表会で、クラスの代表として司会を務めなければなりませんでした。しかし、前の晩からずっと下痢と嘔吐を繰り返し、何度もトイレに行っていました。水を飲んでも吐いてしまいます。母は私に、家で休むか学校に行くかを尋ねましたが、迷わず、学校に行って発表会に参加したいと答えました。母は私の意見を尊重し、学校に連れて行って、同時に発表会を見ました。発表会が終わったとき、先生たちは私の司会の腕前を称えました。私が前の日に何も食べていなかったことを誰も気づきませんでした。私は食べると吐いてしまい、何も食べられなかったのですが、発表会が終わった後、母は私を小児科に連れて行き、医師も不思議に思っていました。なぜ、下痢や嘔吐をしているのにこんなに元気なのかと。後で私たちは悟りました。その時、師父が私の体を浄化してくださっていたのです。私は修煉する前は頻繁に病気になり、いつもたくさんの薬を飲んでいました。また、夜中に高熱を出して緊急で病院に運ばれ、数日間入院したこともあります。おそらく体内に摂り過ぎた抗生物質があったので、師父が私の体を浄化してくださったのでしょう。

 2、師父が執着を取り除く手助けをしてくださった

 私は10歳の頃、犬が大好きで、家で犬を飼いたいと思っていました。何をする時でも、可愛らしい犬の姿を忘れることができませんでした。よく母に犬を飼ってもいいか聞くのですが、母はいつも真剣に私に説明しました。修煉者は執着心を修めるべきであり、ペットを飼うことも執着心の一つであると。しかし、私は母の言葉に耳を傾けませんでした。

 ある時、明慧学校で座禅をしている時、心が平静ではなく、静かになることが難しく感じました。ずっと犬を飼っていたら、生活がもっと楽しくなるだろうと考えていました。その夜、私はベッドで寝返りを打ち、眠れませんでした。どうしたら犬を飼うことができるかをずっと考えていましたが、同時にこれは良くない執着心だとよく分かっていました。しかし、どうやってそこから抜け出せるのか、わかりませんでした。起き上がって両親に寝付けないと伝えました。本当は両親に自分が眠れない理由を説明しようと思っていましたが、言葉を飲み込みました。また、怒られるのではないかと心配したからです。

 両親は何が起きたのか分からなかったので、私に部屋に戻るように言いました。そして、私は再びベッドに戻りました。突然、なぜか目の前に眩しい光が現れました。その瞬間、私は輝く金色の大仏を見ました。それは慈悲深い偉大な師父でした! 師父は特に高く見えたので、師父の上半身しか見えませんでした。師父は黙って私の前に立っておられ、数秒後に私の目の前から去って行かれました。その後、私はすぐに眠りにつきました。

 翌朝、何かが違うと感じました。驚くべきことに、心の中には犬を飼うことへの執着がなくなっていました。数日後、犬を見た時、以前のように近づいて頭を撫でたくなる感覚はありませんでした。これは、師父が私の執着心を取り除いてくださったのだと分かりました。師父が犬を飼う執着心を取り除いてくださったことに感謝します。

 3、師父から啓示され、スマートフォンへの執着を取り除く

 私は現在小学6年生で、ほとんどの同級生がスマートフォンを持っていますが、私は持っていません。彼らをとても羨ましく思います。しかし、母にスマートフォンを持っていいか尋ねるたびに断られます。今年の初め、学校の先生が自分の電話番号を教えてくれました。分からないことや学校の宿題について、先生にメッセージを残すことができると言われました。この理由で、ついに自分の最初のスマートフォンを母に頼むことができました。それ以来、私はこのスマートフォンを手放せず、母に内緒でよく使っています。

 1カ月前、スマートフォンを自分部屋にもって行く時、うっかりして地面に落としてしまいました。拾い上げて見ると、画面が真っ暗で、まったく使えなくなっていました。その時、心がとても苦しかったのです。母は私がスマートフォンを壊してしまったことを知って、私にちゃんと悟りなさい、と言いました。修煉者の身に起きることに偶然はなく、私が修煉しているので師父が私を導いてくださっているのだと言い、現代の科学技術に迷わないように、という師父からの啓示であるとも言いました。当時、私はまだ完全に理解できていませんでした。

 その後起こった出来事により、母の悟りが正しかったことを理解しました。スマートフォンが壊れたので、私はもうスマートフォンを持っていません。私が一番好きなビデオも見ることができませんでした。しかし、今は休暇中なので、スマートフォンでビデオが見られなくても、テレビで見ることができます。しばらくすると、突然テレビが真っ暗になり、画像が表示されなくなりました。私はとても困惑しました。テレビに触れていないのに、なぜ見ている最中に壊れてしまったのでしょうか。母はこのことを知った後、私がテレビを壊したと勘違いするだろうと思いました。しかし、母は怒るどころか、とてもリラックスして私に言いました。「まだ悟っていないの? 師父が啓示してくださっているのに、まだこれらのスマートフォンやテレビに夢中になっているの?」母の言葉を聞いて、私はようやく悟りました。約1週間後、私が机を整理している時、うっかりしてテレビのリモコンを押してしまいました。思いがけないことに、テレビが点灯し、正常に再生されました。私がビデオを見ることに執着しなくなったから、テレビも正常に戻ったのです。

 4、修煉の貴重さを悟る

 数カ月前、私の修煉は全く精進していませんでした。夜、家族全員が一緒に法を学ぶとき、私はわざと多くの宿題があるように見せかけ、学法の時間を遅らせようとしました。週に一度、煉功点へ行く日には、雨が降ることを望んでいました。そうすれば、煉功をしに行かなくて済むからです。法を読む時も真剣に取り組まず、字を飛ばして読んだり、読み間違えたり、声は蚊のように小さくして読んでいました。

 ある日、明慧学校で、淑媛先生が一人の常人が食べ物を浪費している話をしました。その常人は幼い頃から食べ物を大切にしないで、食事のたびに多くのものを無駄にしていました。その後、彼が亡くなり、地獄で以前から無駄にした汚れた臭い食べ物をずっと食べ続けることになったというのです。

 私はそれを聞いてとても怖くなりました。なぜなら、私も子供の頃によく食べ物を無駄にしていたからです。後で、母とこのことについて交流し、師父が法理で明確に語られていると言いました。そして、師父は既に大法弟子を地獄から除名したと仰っておられたので、私に時間がある時に師父の各地での説法を良く読むように、と言いました。

 その日以来、私は母に修煉について多くの質問をしました。私はついに大法が非常に貴重であることに気づき、師父と法をもっと信じるようになりました。今では学法と煉功点での煉功に対して真剣に取り組んでいます。

 私に起こった師父の啓示の修煉体験は他にもたくさんあり、師父が常に私を見守って下さっていることを感じています。

 修煉の道を按排してくださる慈悲なる師父に感謝致します!

 師父、ありがとうございます!

 同修のみなさん、ありがとうございます!

 (2019年シンガポール法会発表原稿)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/28/397584.html)
 
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