【明慧日本2023年6月21日】河南省信陽市在住の法輪功学習者・余素芳さん(73歳女性)は2020年11月10日、信陽市潢川県(こうせんけん)公安局の私服警官らに連行された。今年3月30日、潢川県裁判所に懲役4年6カ月の不当判決と1万元の罰金を言い渡された。
法輪功は世界の人々に親しまれる心身修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
余さんは1998年9月に法輪功を始めた。法輪功の真・善・忍の教えに基づいて実践し、余さんは心身ともに元気になった。
余さんは2020年10月10日、路上で自転車に乗っていたところ潢川県公安局の私服警官らに連行された。そして、自宅にあった法輪功の書籍と携帯電話を押収された。警官らはさらに余さんを迫害するため、余さんの身体検査をした。余さんは検査の基準を満たしていなかったため、夕方に釈放された。
2021年10月から当局は再び余さんへの嫌がらせを始めたまた、起訴するために余さんの案件を検察庁に提出した。
今年3月30日、余さんは潢川県裁判所に懲役4年6カ月の不当判決と1万元の罰金を言い渡された。
1999年に迫害が始まって以来、余さんは信仰を守ったとして繰り返し連行され、拘禁されている。
余さんは2000年3月に法輪功を修煉する権利を訴えるために北京へ行き、連行された。余さんは金属製の檻に一晩閉じ込められた後、信陽市に移送され、1カ月間拘禁された。
余さんは 2005年10月3日に潢川県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに再び連行され、テレビと DVD プレーヤーが押収された。余さんは何店拘置所に1カ月以上拘禁された。余さんが持っていた現金200元は看守に取り上げられた。そして、さらに200元を強要された。
2006年6月、余さんは街で人々に法輪功迫害の事実について話したところ、連行された。その後、余さんは新郷女子刑務所で懲役4年の不当判決を宣告され、そこで無給労働を強いられ、洗脳と拷問を受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)