重慶市の鐘蓉さんに懲役4年6カ月の不当判決
【明慧日本2023年6月21日】重慶市奉節県(ほうせつけん)在住の法輪功学習者・鐘蓉さん(54歳女性)は2022年3月、当局に懲役4年6カ月の不当判決を言い渡された。法輪功は世界で1億人が学ぶ心身修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2022年2月下旬、鐘さんはいとこの熬春霞(ごう・しゅんか)さんを訪ねた際、派出所の警官らに尾行され、連行された。熬さんの法輪功の本、法輪功の創始者の写真、音楽プレーヤー、パソコンが押収され、熬さんと家政婦も連行された。
熬さんと家政婦は尋問の1日後に釈放されたが、鍾さんは拘留されたままで、2023年3月に当局に懲役4年6カ月の不当判決を言い渡された。
鐘さんは2014年3月28日、法輪功迫害に関する情報資料を配布したとして連行された。警察は15日後に鐘さんの案件を奉節県検察に提出した。鐘さんは2014年9月19日、奉節県裁判所に裁判にかけられ、2015年3月に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。