【明慧日本2023年6月21日】ルーマニアとモルドバの各都市の法輪功学習者(以下、学習者)が、2023年5月30日から6月1日にかけて、ルーマニアのヤシ市にあるパラス・ショッピングセンターで、親子で作る「蓮の花の折り紙」を教えるイベントを開催し、同時に、真・善・忍の素晴らしさを伝えた。
蓮の花の折り方を学ぶ親子 |
この折り紙の蓮の花は美しいだけではなく、特別な意味を持っている。学習者は、折り紙の蓮の花の折り方を教えることで、真・善・忍の素晴らしい意味を知ってもらいたいと考えた。同時に、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害で両親を失った中国本土の学習者の子どもたちの苦しみを伝えた。
3日間のイベントの間、子どもたちは学習者のブースに立ち寄り、多くの子どもたちがこの有意義で、楽しいイベントの機会を提供してくれた学習者に感謝した。
法輪功迫害の真実を聞いて心を打たれた少年3人
蓮の花の折り方を習った少年3人 |
少年3人が、蓮の花の折り方を2回習いに来てくれた。2回目には、小さい子どもたちのために蓮の花の折り紙を用意すると言った。その中のマシュー君とアレックス君は「展示ブースの周りに飾られた蓮の花と、その花の背後にあるストーリーがとても好きです」と話した。
中共による迫害で父親を亡くした法度(ファドゥ)ちゃんの話を聞き、マシュー君とアレックス君は深く心を動かされた。アレックス君は「中国(中共)の迫害の事実を知ってもらうために、このイベントを学習者が開催する重要性を感じています」と言った。
アレックス君は『蓮の花の物語』に感動し、特にその道徳的価値観に感銘を受けたという。彼は、これらの価値観が日常生活に必要だと言い、特に「真」は彼にとって非常に重要だという。
イベント2日目の最後に少年2人は、中共から迫害を受けている中国の学習者に向けて、「みんなで力を合わせて、皆の信仰を堅持して、前に向かって進み続けてください」とのメッセージを送った。
子どもは真・善・忍の普遍的な価値観を家に持ち帰る
12歳のデリアちゃんは、蓮の花の折り方を習った。彼女と7歳の妹のテオドラちゃんは、翌日も来てくれた。デリアちゃんは、学習者が主催するこのイベントが好きで、簡単で学びやすく、参加者に喜びを与えるという。
子どもたちが『蓮の花の物語』を読み終えた後、テオドラちゃんは「真・善・忍」という漢字を指差し、ワークショップを通してこれらの「文字」と本の中の絵がとても好きだと話した。
7歳のアミール君は、法輪大法の原則である真・善・忍について聞いたとき、「忍耐の心は、ポップコーンを待つときと同じだ!」と言った。 彼は折った蓮の花を手に持って帰って行った。
10歳の少年デービッド君は、妹と一緒に蓮の花を折っていた。花を折りながら、学習者は法度の物語(法輪功を学んだために中共に迫害され、死に至った父親)の話を聞かせた。 そして、学習者は彼らに、真・善・忍という道徳的価値観を遵守して生活をすれば、知恵と心の穏やかさが得られると告げた。
デービッド君はまだ10歳だが、学習者と話し合い、鋭い質問をしていた。デービッド君は家族と一緒に帰るとき、ここで聞いた真・善・忍の原則を守って生活をすると約束した。
3日間にわたり、パラス・ショッピングセンターで開催されたイベントには、数十組の子どもたちとその保護者が蓮の花の製作に参加し、真・善・忍という理念を持ち帰ったのである。
イベントで煉功動作を学ぶ親子 |