四川省在住の学習者4人 法輪功修煉を理由に不当判決
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 【明慧日本2023年6月22日】四川省南充市(なんじゅうし)在住の4人の法輪功学習者・凌均惠さん(70代女性)、李玉華さん(70代女性)、胡国秀さん(70代女性)、曹雲清さん(68歳女性)が、2023年3月31日、嘉陵区(かりょうく)裁判所による2回目の不当な審理が行われ、それぞれ不当判決と罰金を言い渡された。

 法輪功は心身の健康に効果があり、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 嘉陵区裁判所は2023年3月15日、凌さん、李さん、胡さんに対する訴訟の合同審理が開廷され、3人の学習者の弁護士全員が無罪を申し立てた。凌さんと胡さんは審理を終えて帰宅した。しかし、李さんは拘置所に連れ戻された。

 3月31日、学習者4人に対して嘉陵区裁判所は2回目の審理を行い、凌さんに懲役3年6カ月の不当判決と罰金2万元、李さんに懲役3年の不当判決と罰金2万元、胡さんに懲役2年の不当判決と罰金1万元を言い渡した。これを不服とした凌さんは、上訴した。曹さんは別の法廷で審理を受けており、懲役1年以上、執行猶予付きの不当判決を言い渡した。

 案件の経緯

 凌さんと李さんは、2022年9月20日、自宅で嘉陵区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行され、南充市拘置所に拘禁された。李さんの夫も連行されたが、夕方に釈放された。自宅にあった現金、数万元は押収された。

 曹さんは、2022年9月20日前後、法輪功迫害に関する資料を配布中に警察に尾行され、同日連行された。南充市拘置所で数日過ごした後、曹さんは保釈された。

 胡さんは、嘉陵区の碧桂園という住宅地で、人々に法輪功迫害の事実に関する情報を伝えた疑いで通報を受け、2022年9月28日に地元の派出所に連行された。胡さんの家も家宅捜査され、法輪功の書籍が押収された。胡さんは南充市拘置所にも拘禁された。

 2022年9月から12月にかけて、凌さんも胡さんも、拘禁中の劣悪な環境と虐待が原因で高血圧を発症した。彼らは2022年12月13日に保釈された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/23/459102.html)
 
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