甘粛省慶陽市の張萍さんに懲役6年を宣告
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 【明慧日本2023年6月25日】甘粛省慶陽市の法輪功学習者・張萍さん(61歳女性)は、2021年11月22日、寧県瓦斜郷で法輪功の真実が書かれた資料を配布した際、地元の警官に連行され、寧県留置場に拘禁された。先日、張さんは鎮原県裁判所から懲役6年の判決を宣告されたことが判明した。

 張さんは、慶陽市慶城県郵便局の職員だった。1996年、法輪功を学び始めた張さんは、真・善・忍の基準で自分に要求し、心身ともに法輪功の恩恵を受けた。

 法輪功は中国の伝統修煉法で世界中の人々に親しまれているが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 張さんは、法輪功を学んでいるとの理由で、中共当局に数度も連行されて拘禁され、労働教養処分、実刑判決を受けたことがある。 

 2021年11月22日、張さんは慶陽市寧県瓦斜郷で法輪功の実態が掲載された資料を配ったとき、警官によって連行された。その翌日と翌々日、警官は張さんから押収した張さんの家の鍵を持って、張さんの妹の家に行き、張さんの住所を聞き出そうとしたが、失敗した。11月28日、警官は再々、張さんの妹の家に行き「張萍本人は、いま借りている家を退去することに同意した」と妹に嘘を言った。妹は警官の嘘を信じたので、警官は張さんの所在地へ行き、家宅捜索を行い、パソコン、旧い携帯電話3台、大量の法輪功関連書籍などの私物を押収した。

 以下、張さんが受けた迫害の一部である。

 1999年7.20、中共当局は法輪功の弾圧を開始した。同年12月、張さんは北京へ行き、法輪功迫害を停止することを求めた。しかし、地元に帰ってから、慶城県公安局に30数日間拘禁され、2000元(約4万円)を強請り取られた。

 2000年7月20日、張さんは地元の一部の学習者たちと一緒に、地元の政府の陳情部門へ行き、法輪功の真実を伝えたが、また、慶城県公安局に30数日間拘禁された。

 2002年4月1日、地元で法輪功の真実が書かれた紙を貼ったとき、張さんは慶城県公安局の警官に連行された。その後、1年6カ月の労働教養処分を下され、甘粛省平安台労働教養所に拘禁された。

 2014年7月18日、張さんは北京市朝陽区双井地区で法輪功の資料を配っていたとき、連行された。その後、慶陽市正寧県公安局の警官は張さんを北京から慶陽市に連れ戻した。同年8月、正寧県裁判所は張さんに懲役3年の実刑判決を言い渡し、甘粛省女子刑務所に送り込んだ。刑務所で「転向」を拒否した張さんは、長期的に立たされ、しゃがむ姿勢の体罰を強いられ、受刑者らから侮辱や殴打を受けた。ある日、頭部を殴打された張さんは、血が止まらないほどになったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/27/461318.html)
 
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