大法の中で一輪の蓮の花を咲かせる
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文/アメリカの子供弟子

 【明慧日本2023年6月26日】私は大法の子供弟子(8歳)で、アメリカのカリフォルニア州の出身です。私の家族はみな大法を修煉しているので、毎日法を学び、煉功する環境があります。中共ウイルスの発生以来、学校は休校状態が続いており、私は家にいます。次に、今年の修煉体験についてお話しします。もし不足なところがあれば、同修の慈悲深いご指摘をお願いします。

 1、法を学び、煉功をする

 同修である家族は、子供弟子であっても三つのことをしっかりやるべきであると教えてくれました。そのため、私は5歳からいつも法を学び、煉功をするようになりました。以前は学校に通っていたため、毎晩家族と一緒に法を学び、煉功は週末にしていました。しかし、現在は学校が休みでオンライン授業になったため、法の学習と煉功の時間を増やすことができました。RTCプラットフォーム上で他の子供弟子たちと一緒に法を学べることを非常にうれしく思っています。毎朝、1時間師父の説法を学び、午後には2時間『轉法輪』を学びます。

 ある時、法を学んでいる最中に魔の妨害のため、とても眠くなりました。そこで私は立ち上がり、壁に寄りかかりながら読み進めたところ、すぐに眠気が覚めました。そのまま立って30分読み続けました。

 休みの期間中、とても充実した時間を過ごしていると感じます。やるべきことがたくさんあり、師父の各地での説法を学ぶことで、法理について多くのことが理解できました。以前は法を学ぶことが好きでしたが、あまり煉功をしたくなく、少し怠け心がありました。しかし『法輪大法義解』を学ぶと、次のような一節がありました。

 弟子:子供は説法を聞いた後でも、煉功を続けることができませんが、法輪はいつまでも彼を保護するのでしょうか?
 師:煉功を続けることができなければだめです。そうでしょう? 煉功を続けなければいけません。私は修煉者を済度しに来たのであって、常人を保護しに来たわけではありません」 [1]

 私は、煉功の重要性を理解したので、もう怠けることはありません。できるだけ毎日、母や叔母と一緒に煉功をするように努めています。時々、法を学んだ後は、他の子供弟子たちと、勉強や生活などについて交流します。時には、一緒に観た真相の映画の感想を共有することもあります。この特殊な時期をとても楽しく過ごしており、師父が按排してくださった修煉環境に感謝しています。

 2、心性を高める

 昨年『精進要旨』という経文の中の「忍とは何か」を教わりました。「忍とは心性を高める鍵です。怒り恨むこと、不平、涙をたたえて忍ぶことは常人が世間体に執着する忍です。まったく怒り恨むことがなく、不平に思わないことこそ修煉者の忍なのです」 [2]

 「忍」がこんなに重要なのであれば、私はできる限り忍んでみようと思いました。先日、叔母と1時間の抱輪を煉功しました。私は普段はたまにしか1時間の抱輪を煉功しないのですが、叔母は「できるだけ続けてみて、無理なら手を下ろしてもいいよ」と言ってくれました。30分ほど経った時、本当に痛くて涙が出ましたが、それでも1時間抱輪を煉功し続けました。私は続けるべきだと思いました。それが「忍」の体現だと考えました。

 ある時、中国古典舞踊のレッスン中に「下腰」の練習をしていました。とても痛かったのですが、私は中国の大法弟子たちがひどい拷問を受けていることを思い出しました。彼らは法輪大法を堅持し、修煉を続けているのですから、私の苦しみなんてたいしたことではないと思いました。そう考えることで、私は続けることができました。身体の痛みを忍び、時には他の心性の試練に直面することもあります。

 昨年の夏休みに、私と同い年の子供弟子が家に来ました。彼女は私と一緒に中国古典舞踊の夏期クラスを受けるために来たのです。私たちの誕生日は1日しか違わないので、とても仲良くなりました。しかし、最初の日に夏期クラスに行ったとき、彼女は私の別のクラスメイトと仲良くなり、2人で楽しく話していました。私は心が少し痛かったのですが「これは何の執着心なんだろう?」と考えました。私はその心を抑え、自分に影響を与えないようにしました。そして、真剣に舞踊のレッスンに取り組みました。一日が終わる頃には、私はあまり辛く感じなくなっていました。授業が終わると、私たちは仲良くなり、3人で一緒に遊びました。後で、母がそれは嫉妬心だと教えてくれました。私はとても嬉しかったです。私はその心を抑えることができました。

 昨年のクリスマスに、母の同僚から可愛いにんじんの抱き枕をプレゼントされました。私はそれが大好きで、いつも抱いていました。ところが、姉がいつも私から抱き枕を奪ってしまい、私はとても辛かったのです。いつも姉を追いかけて抱き枕を取り戻していました。ある時、叔母が私に言いました。「ほら、お姉ちゃんはもう大きくなったのだから、抱き枕は好きじゃないはずなのに、なぜいつも奪ってあなたを辛くさせると思う? あなたは大法の子供弟子ですよ。自分のものを他の人にあげたくないのは、利益心があるからです。あなたの利益心を放下させるために、そういうことが起きるのです。あなたはこの執着心を手放したいと思いませんか?」

 私はそれを聞いて心の中で思いました。「私はこの執着心を手放します」その後、お姉ちゃんの誕生日が来た時、私は何をプレゼントしようかと考えました。抱き枕を彼女にあげることにしました。姉は本当に喜んでくれて、私も利益心を手放しました。家族は私が一番好きなものを姉にあげたことを見て、私の心性が向上したと褒めてくれました。

 私の母は、仕事がとても忙しくて大変です。ある時、母がとても遅く帰ってきたので、おばあちゃん(同修)が心配して私に言いました。「お母さんは仕事が大変だから、自分のことをきちんとやって、お母さんが休んでいるとき邪魔をしないようにしなさい」その後、私は、母に言いました。「お母さん、おばあちゃんがお母さんのことをとても大変だと心配しています。お母さんが休んでいるとき邪魔をしないようにと言っていますが、私は心配していません」母は驚いて「どうして?」と聞きました。私は言いました。「お母さんのために喜びます。お母さんは苦を嘗めたからです」母は笑って、師父が説いた法を理解できているね、と言いました。苦を嘗めることは修煉者にとっては本当に良いことなのです。

 3、真相を伝える

 私の同級生のほとんどは西洋人です。毎年クラスが変わるため、多くの新しい同級生に出会います。2年生と3年生の時には、クラス全員に神韻のパンフレットを渡しました。同時に、先生や同級生に神韻について紹介しました。また、法輪功についても話しました。昨年、ある同級生に法輪功の素晴らしさや、中国共産党による生体臓器摘出のことを話しました。今年、友達との会話の中で「神の存在を100%信じることができない」と彼女が言ったので「絶対に神を信じるべきです。みんなは神を見ることはできなくても、神は天上で人々を見守っています」と伝えました。

 我が家の両隣には西洋人が住んでいます。引っ越したばかりの日に左側に住むおじいさんに神韻のことを話しました。それからは、毎年、おじいさんに神韻を観るよう勧めています。おじいさんは私に会うといつも嬉しそうに笑って挨拶をしてくれます。

 右側に住むおじさんは、毎日とても遅く帰ってきます。おじさんに会っても、彼はあまり私に笑顔を見せません。今年、神韻がやってきます。私は、突然そのおじさんに神韻のことを紹介したいと思いました。私のおばさんも、ちょうどそのお隣のおじさんのことを思い出したと言いました。

 翌日、そのおじさんは早く帰ってきました。私はすぐに彼を探して、神韻のパンフレットを渡しました。私は「必ず観に行ってくださいね、これは最高のショーですよ」と言いました。また「普段私たちが駐車するときに彼の玄関を塞いでしまうことがあります。本当に申し訳ありません」とも言いました。そのおじさんは「気にしないでください」と言いました。彼も私が渡した神韻の紹介資料を受け取りました。その後、彼に会うと私たちは笑顔で挨拶し合います。私は、すべての衆生が、私たちに救われることを待っているのだと知っています。

 4、私の新年の願い

 今年学校が始まる時、先生はすべての子供に、今年の願いごとを書くように言いました。私は「私は賢い人になりたいです。大人になったときに、困っている人々の問題を解決する手助けができるようになりたいです。世界を変えたいです。良い人がますます増え、人々が責任を持ち合い、お互いを助け合えるようにしたいです」と書きました。

 私の新年の願いは教室に掲示され、先生や同級生、同級生の親たちが見ることができました。母はそれを見てとても喜んで、言いました。「あなたの願いは、すべて他人のことを考え、助けたい、この世界をもっと素晴らしくしたい、というものです。それは修煉者が持つべき境地です」

 実は、私のすべての願いは師父が手助けをしてくださって、叶ったもので、師父は私に多くの奇跡的な出来事を按排して下さいました。私は自分と家族が一緒に修煉を頑張り、師父と共に帰ることを願っています。そして、修煉していない家族も救われることを願っています。

 師父に感謝します!

 同修に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『法輪大法義解 』
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』 「忍とは何か」

 (2020年国際法輪大法青年弟子ネット修煉体験交流会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/28/406948.html)
 
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