江蘇省の凌秀英さんに懲役1年4カ月の不当判決
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 【明慧日本2023年6月26日】江蘇省崑山市(こんざんし)在住の法輪功学習者・凌秀英さん(76歳女性)は法輪功を学んでいることを理由に、当局に懲役1年4カ月の不当判決を言い渡されたことが最近明らかになった。

 法輪功は世界で1億人が愛好する気功。1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 凌さんの健康状態は30代から悪化し始めた。凌さんは長年にわたって、重度の神経症、片頭痛、胃下垂、十二指腸潰瘍、気管支炎、子宮筋腫、頸椎炎などの病気を発症した。様々な治療法も役に立たなかった。しかし、1997 年 6 月に法輪功を実践し始めてから、凌さんの症状はすべて消えた。凌さんは幸せになり、より広い心を持つようになった。

 凌さんは2020年7月10日、人々に法輪功迫害の事実について話していたところ、兵希派出所と昆山市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の職員によって連行された。法輪功を修煉していなかった凌さんの夫と息子は警官に凌さんの過去の医療記録を見せ、法輪功のおかげで凌さんの健康が回復したと主張した。警官は凌さんを保釈した。

 しかし、警察は2021年5月に凌さんを再び拘留した。同時に凌さんの夫も連行された。兵希派出所で凌さんを尋問した際、国保の職員が凌さんに懲役刑を宣告すると脅した。凌さんは衝撃で気を失ってしまった。凌さんの夫は警察に対し、凌さんに何か起こったら責任を問うと警告した。その後、警官らは夫婦を家に帰した。警官は「別の法輪功学習者・王志芳さんの案件を処理した後、またこの案件を処理する」と脅した。

 凌さんへの判決は2022年の連行に端を発している。昆山市警察が地元の法輪功学習者に嫌がらせをし、そのうちの数人を連行した。地元の拘置所は、新型コロナウイルスの発生を理由に、連行された学習者の受け入れを拒否した。その後、警察は凌さんらを保釈した。

 今年5月26日、凌さんは当局に拘禁された。凌さんはまず蘇州市第四拘置所に拘留され、その後5月29日に鎮江市女子刑務所に移送された。凌さんの判決についての詳細は不明である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/6/1/461492.html)
 
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