カナダ・オタワ法会開催 学習者「正信は法から生まれる」
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 【明慧日本2023年6月26日】(カナダ=明慧記者・英梓)「2023オタワ法輪大法修煉体験交流会」が6月18日、カナダの首都にあるオタワ大学で開催された。中国人と西洋人の法輪功学習者(以下、学習者)9人が自らの修煉体験を発表した。

图1:二零二三年六月十八日,加拿大首都渥太华的法轮功学员在渥太华大学举办了“渥太华法轮大法修炼心得交流会”。

6月18日、オタワ大学で開催された「2023オタワ法輪大法修煉体験交流会」

图2:学员在交流自己的心得。

「2023オタワ法輪大法修煉体験交流会」で発表する法輪功学習者

 交流会では、各自が法を正す修煉の中で継続的に学法を通じて、名・利・情の執着心と様々な執着を取り除き、それぞれの真相を伝えるプロジェクトで、大法弟子としての人々を救う役割を果たす修煉体験を語った。

 困難を知りながらも立ち向かい、正信は法から生まれる

 法を実証するプロジェクトで困難に遭遇したとき、私たちは困難を知りながらも立ち向かうのか、 それとも退くのか? 洋さんの体験では、「魔難の試練の過程で、二つの事がより重要であり、一つは堅く信じていれば必ず出口を見つけることができること。もう一つは堅く信じていれば、正しく行うことができるのです」と言った。

 2020年、新型コロナウイルスが世界中に蔓延していたころ、洋さんらは法輪功迫害の真実を伝え、「三退」を促すウェブサイトを開発した。当初はホームページの作り方がわからず、常人の会社に制作を依頼した。しかし、大金を支払ってもできなかった。そこで、法を実証し衆生を救うことは、常人に期待することはできないと悟った洋さんは、しばらくの間独学で勉強し、最終的にはウェブサイトの開発に成功した。長年来、真実を伝え続けたことで、何千人もの人々がこのウェブサイトで登録し、「三退」したという。

 修煉の中で、このような例が非常に多かった洋さんは、困難に直面してプロジェクトが前に進めないとき、問題を解決する手助けになったのは、往々にして彼が煉功から得たインスピレーションだったという。 「正念があれば、必ず神の加持を得られます。 自分に知恵がなくなれば、師父からも知恵を授けられます。修煉で困難にぶつかったとき、固く信じていれば必ず出口を見つけることができ、乗り越えられることがとても重要です。 往々にしてしばらく辛抱すれば、夜明けが見えてきます」

 「なぜ私たちは自分自身を疑うのでしょうか? この疑いには深いレベルの要素があるのでしょうか? もっと深く掘り下げると、『師父と法を信じる』という問題に関係しているような気がします。……私たちの正念が満ちているとき、必ず師父の加持を得ることができます」と語った。

 執着を取り除き、心を込めて神韻プロジェクトに参加する

 静さんは、神韻パンフレットのドアノブ掛けとショッピングモールでのチケット販売に携わった経験を分かち合った。ドアノブ掛けを行う過程で、彼女は苦を恐れる心、強がりの心、悔しい心などの執着を取り除いた。

 ショッピングモールでチケット販売をしていたとき、静さんはほとんどチケットを売っていないことに気づき、同修からのフィードバックで、自分と他の同修とのギャップを思い知った。静さんは、「自分は長年来、真面目にトレーニングもせず、覚えていたことだけに頼り、心を込めて勉強していませんでした。チケットをよく売っている同修は、とても心を込めて行っているのです。落ち着いていることが分かりました......。最も本質的な問題は、彼らが心を込めて行っているということだったのです」と話した。

 2023年1月に2週間ほど出張した際、神韻の観客からのフィードバックを深く理解するため、それを同修に解説してもらい、これらのトレーニングが彼女の手助けとなった。静さんはトレーニングに参加し、プレゼンテーションと神韻に対する理解のスキルを向上させたことで、修煉の要素も加わり、人々の心の扉を開ける鍵を得たという。「私たちは現状に満足せず、この鍵を探しに行くべきです」と彼女は話した。

 神韻のプロモーションで、瑞さんはチケットを「売りたい」という求める執着を取り除き、慈悲の心で縁のある人々に接していた。彼女は交流の中で、「私たちは個人の観念や個人的な好みを持って、師父が法を正すことを手伝ってはならず、常人のレベルを超えた次元で問題を見るべきです。常人の良くない考えに動かされることなく、人々を正しい考えに導き、伝統に立ち返り、新しい宇宙に入る機会を得させるのです」と語った。

 ドナさんは神韻の報道に携わった体験を語った。他のメディア関係者と一緒に仕事をする中で、彼女は自分自身の嫉妬やその他の執着に気づいた。彼女は、師に手伝い法を正す起点に立ち、絶えず真・善・忍に同化することで、自分の執着を素早く取り除くことができるという。協調人として、グループ学法や煉功を第一に考え、メディア間の同修同士の隔たりをなくすことで、取材チームはより効果的に取材任務を果たすことができたと話した。

 病気の虚像を見抜き、正念で試練を乗り越える

 グレースさんは、年初に厳しい病業の試練を克服した体験を分かち合った。1997年に修煉を始めて以来、彼女は明らかな体の業を取り除く状態はほとんどなかった。今年の1月下旬、大紀元で働いていたとき、彼女は突然、めまい、嘔吐、血便など、これまで経験したことのない体調不良に襲われた。昼の煉功中、彼女は気を失い、数日間非常に衰弱し、病院の緊急治療室に運ばれた。

 グレースさんは、それが旧勢力からの妨害であり、衆生を救うことを起点とし、妨害を否定し、同時に自分自身の修煉における問題に気づいた。念が正しくなった後、病院は彼女の身体に何の問題も見つからなかったと告げ、彼女は奇跡的に回復した。

 この出来事によってグレースさんは、「それは虚像であることを十分に知りながら、発正念をしてすぐに取り除けなかったため、自分の修煉状態に自信を失いました。立てなくなってめまいがした後、大量の学法や、高度な発正念と煉功を堅持し続けることができず、途中で横になってしまい、虚像が私の体で現実になってしまいました。実は、人間の観念と思考で修煉の現象を見ていたからです」と語った。

 黄さんも病業の試練を乗り超えたエピソードを交流した。病業が虚像であることを認識した後、高熱が続いていた彼女の熱は翌日には下がった。彼女は、大法弟子が苦痛や不快感に正念をもって対処するためには、心性を高め、欲望や執着を取り除き、自分が思ったことは必ず実行する必要があると悟った。こうして、試練から乗り越えられ、心性が高まり、レベルが上がり、功も伸びたという。

 交流の中で、学習者たちは皆、修煉の道において師と法を信じ、修煉に励むことで、師父の慈悲なる済度に応えることができると語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/6/21/462202.html)
 
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