武漢市の74歳の呉碧琳さん、5年間拘禁後に洗脳班に不当連行
【明慧日本2023年6月27日】湖北省武漢市の法輪功学習者・呉碧琳さん(74歳女性)は2018年5月19日、当局に懲役5年の不当判決を言い渡された。呉さんの家族は、この5年間、呉さんに一度も面会を許されなかった。5月18日は、5年間服役した呉さんが釈放される予定だった日だったため、呉さん家族は呉さんを迎えに行ったが、呉さんの姿は見られなかった。
法輪功は世界の人々に親しまれる心身修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
その後、呉さんの家族は、警察が先立って呉さんを「さらなる教育」のために洗脳班に連行したことを知った。コミュニティの職員は呉さんの家を訪れ、家族に呉さんの夏服を梱包するように言った。彼らは洗脳班で呉さんを目撃すると、5月なのにまだダウンジャケットを着ていたと話した。
しかし、コミュニティの職員は、呉さんがどの洗脳班に拘禁されているのかまだ明らかにしていない。
呉さんの継続的な拘禁により、80歳の夫は衰弱し、体調を崩してしまった。
呉さんは武漢市物質局監査部を退職した。法輪功を学び始めた後、呉さんの立場にある多くの人が権力を乱用して巨額の不当収入を蓄えていたにもかかわらず、呉さんは誠実さを保つことができ、職場では決して贈り物や賄賂を受け取らなかった。
迫害が始まった後、呉さんは少なくとも20回連行され、その結果、警官らにより24時間体制で1カ月の自宅軟禁、5回の拘留、2回の合計4年6カ月の強制労働、2回の合計10年の不当判決、8回の洗脳班に拘禁した。呉さんは3度、死に瀕するほどの拷問を受けた。