【明慧日本2023年6月28日】河北省深沢県(しんたくけん)在住の法輪功学習者・彭敬軍さん(男性)が、法輪功を学んでいることを堅持したため、2023年4月14日、晋州市(しんしゅうし)裁判所に懲役3年の不当な判決と5,000元の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
彭さんは、2020年8月19日に法輪功迫害の事実について人々に話したとして、深沢県城区公安分局の警官らに連行された。警察は晋州市拘置所に彭さんを入所させようと3回試みたが、いずれも彭さんの体温が高かったため健康診断で基準に達していないため彭さんは入所しなかった。警官らは彭さんを城区公安分局に5日間拘留し、8月24日に保釈した。
城区公安分局の警官は8月31日に彭さんを呼び出し、各種書類に署名するように告げた。彭さんは9月10日に再び召喚され、自身の案件は晋州市検察庁に提出され、裁判官・程立軍がこの案件を担当することになったと告げられた。
晋州市裁判所は2020年12月2日に彭さんを召喚し、法廷審理に出席するよう求めた。彭さんは迫害を避けるために放浪生活を余儀なくされた。警察は彭さんの家を何度も家宅捜索し、80代の両親を恐怖に陥れた。
2021年9月22日午前7時ごろ、約5人の警官が彭さんの自宅のフェンスをよじ登り、至る所を捜索した。彼らは警察手帳を提示せず、彭さんの両親に彭さんが帰宅したかどうか聞いた。
2022年2月8日午後6時頃、彭さんは自宅に再び戻ってきたが、城区公安分局の警官らに連行され、深沢県拘置所に連行された。
彭さんの両親は2月23日、北京から弁護士を雇った。弁護士が拘置所を訪ねたとき、彭さんは深沢県検察庁によって逮捕が許可されており、警官が一度尋問したと言った。
その後、弁護士と彭さんの母親は城区公安分局を訪れ、彭さんの状況について尋ねた。警官は起訴を進めていると言った。2022年4月18日、彭さんの訴訟は晋州市裁判所に送致された。
彭さんは2023年4月14日に晋州市裁判所で裁判を受け、弁護士は彭さんに対して無罪の申し立てを行った。彭さんは晋州市裁判所に懲役3年の不当な判決と5,000元の罰金を言い渡された。