【明慧日本2023年7月2日】広東省掲陽市の法輪功学習者・姚静嬌さん(84)は法輪功の書籍『轉法輪』の読書会に参加したとの理由で、2022年11月8日、掲東区裁判所に懲役3年、罰金3万元(約60万円)の不当な判決を宣告された。姚さんはその後、広東省女子刑務所に送られた。
姚さんは掲陽市榕城区に在住。2020年6月14日午後、同じ村に住む学習者・鐘佩珍さん宅で『轉法輪』を読む読書会に参加した時、市公安局の警官らに身柄を拘束され、1日拘禁されてから一時出所した。
帰宅後の姚さんはよく村の居民委員会、派出所などに嫌がらせされた。2021年6月10日、昨年4月25日、榕城区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に呼び出され、一時出所の延長の手続きに署名させた。昨年4月22日、姚さんは掲東区検察庁に起訴された。同年8月、掲東裁判所は姚さんの裁判を開いた。今年6月、姚さんは投獄された。
姚さんはかつて五十肩、胃病、腎臓病など多種の病気を患い、たくさんの薬を飲み、体は衰弱していた。鼻から大量に出血して入院しなければならない日もあった。また姑と金銭トラブルでよく喧嘩していた。1998年11月から法輪功を学び始めてからしばらくして病気が完治した。「真・善・忍」という教えに従い、姑との関係も修復でき、仲睦まじい家族になり、商売も盛んでいた。
しかし、1999年7.20以降、姚さんはいつものように穏やかな暮らしができなくなった。毎年、いわゆる敏感日になるたびに、いろいろな嫌がらせを受けてきた。
2001年11月、姚さんは漁湖公安局の警官に家宅捜索され、自宅にあった法輪功の関連書籍、煉功用のビデオ、私物などは押収され、姚さんも身柄を拘束され、掲陽収容所で15日間拘束された。
2002年11月、姚さんは理由なく公安局の警官に自宅から身柄を拘束され、収容所で15日間拘束された。拘束期間の食事は焦げたり、酸っぱくなったもので、冬も冷たい水でシャワー浴びるしかなかった。さらに300元(約6,000円)の罰金を課された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)