【明慧日本2023年7月8日】(吉林省=明慧記者)吉林省長春市の法輪功学習者・于桂珍さん(57)は2021年10月16日、緑園区西新派出所の警官により自宅から不当に連行され、第4留置場に拘禁された。2022年6月、朝陽区裁判所に懲役5年の実刑判決を宣告され、同年12月に吉林省女子刑務所に移送された。
この過程で、朝陽区裁判所、緑園区検察庁、緑園区と朝陽区公安局は、あらゆる段階で弁護士の介入を阻止し、面会も禁止した。現在、刑務所も家族の面会を許可していない。
于さんが第4留置場に拘禁されている間、留置場は于さんの家族に、指定のカードに入金するように命じた。家族は毎月指定された工商銀行の口座に入金し、合計約1万元預けているという。しかし、留置場の警官が銀行カードを破損させたため、現在は使用不能で、カード内の預金も確認できない状態である。
于さんは以前吉林市、現在長春市に在住。夫が早く亡くなり、お店を経営して息子の養育費を稼ぎ、大変苦労していた。そのため、多くの病気を患い、重体に陥ったこともあった。1995年5月14日、于さんは法輪功を学び始め、わずか1カ月後にすべての病気が治った。
中国共産党による法輪功への迫害が続く中、于さんは法輪功を続けているとして、2000年と2012年の二度、長春市黒嘴子女子労働教養所に計4年以上拘禁された。期間中、殴打、電撃、体罰などの拷問を受け、警官・蘇桂英に女性の部位に電気ショックを与えられた。于さんの内臓は損傷を受け、胸と背中を酷く傷つけられた。
2021年10月16日夜9時すぎ、于さんは長春緑園区西新派出所の警官に連行され、家宅捜索を受けた。翌17日、于さんは葦子溝に送られ15日間拘束された。11月1日、于さんは警官に西新派出所に戻された。その後、長春第4留置場に拘禁され、緑園区検察庁により逮捕状が発付された。
2022年6月、于さんは朝陽区裁判所に懲役5年の実刑判決を宣告された後、控訴したが、原判決維持となった。
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