重慶市の劉桂碧さん(81)、不当な裁判に直面
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 【明慧日本2023年7月8日】重慶市(じゅうけいし)在住の法輪功学習者・劉桂碧さん(81歳女性)は、2023年6月14日に江北区裁判所から、7月4日午前10時に出廷するようにという通知を受け取った。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 劉さんは、2023年2月16日に北碚区(ほくばいく)水土鎮で法輪功迫害の事実について人々に話していた時、通報され、連行された。静観鎮派出所の警官らは劉さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍数冊を押収した。真夜中、彼らは不法に住居監視をするため劉さんを自宅に送り込んだ。

 北碚区検察庁は4月18日に劉さんを起訴し、4月26日に江北区検察庁に案件を移送した。

 明慧ネットの情報によると、劉さんが法輪功を実践していることを理由に迫害されるのはこれが初めてではない。

 2000年の春から、劉さんは繰り返し連行され、その後2年間にわたり、薬王観洗脳班、灘口洗脳班、水土鎮洗脳班、水土鎮養護施設洗脳班、水土鎮派出所など、さまざまな地域施設に拘禁された。また、劉さんは北碚区拘置所に7日拘束され、その後また北碚区拘置所に1カ月間不当に拘禁され、その後2年間続いた。

 2008年5月9日、劉さんは地元の市場で人々に法輪功迫害について話していたところ、水土鎮派出所の警官に連行された。 

 2016年6月5日、劉さんは復興鎮で法輪功迫害の事実に関するシールを貼っているところを復興鎮派出所の警官に見つかり連行され、家も家宅捜索された。彼らは派出所で劉さんの採血と指紋を採取し、午後9時頃、劉さんを解放した。

 2016年8月11日、劉さんと他の2人の地元の法輪功学習者が静観鎮派出所の警官に連行された。劉さんは北碚区拘置所に2カ月近く拘禁された後、北碚区党学校洗脳班に移送された。劉さんはその年の10月28日まで拘禁された。

 2018年10月24日、警官が路上で劉さんを取り押さえ、復興鎮派出所で拘束した後、北碚区拘置所に連行した。その後、病院で劉さんは3つの病気を患っていることが判明した。劉さんは健康診断の結果が基準に満たしていなかったため、拘置所には入所しなかった。警察は劉さんを保釈した。

 2021年3月12日、劉さんは復興鎮派出所の数人の警官によって再び連行され、翌日北碚区拘置所に連行された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/6/18/462104.html)
 
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