【明慧日本2023年7月10日】江西省九江市の法輪功学習者・周美麗さん(67歳女性)は、2022年11月11日に永修県裁判所により懲役3年6カ月の不当判決を言い渡され、6月6日に、南昌市女子刑務所に拘禁された。
九江市潯陽区在住の周さんは、定年退職者である。周さんは法輪功を学んだ後、真・善・忍の教えにに従ってより良い人を目指し、心身ともに恩恵を受けた。
2022年6月11日、周さんは九江市西二路で法輪功迫害の実態を人に伝えていた際、中国共産党(以下、中共)の虚言に騙された人に通報され、駆けつけてきた警官らに連行された。2日後、周さんは留置場に身柄を拘束された。同年11月11日、永修県裁判所により懲役3年6カ月の不当判決を宣告され、2023年6月6日に、南昌女子刑務所に拘禁された。
以前、周さんは何度も迫害を受けた。
1999年7.20、中共が法輪功に対する迫害を開始した時、周さんは北京へ陳情に行ったが、2000年4月30日に北京前門派出所の警官らに連行され、その後九江市に戻されて15日間拘束され、4千元(約7万9000円)を強制的に取られた。
2001年1月15日朝、周さんは家に押し入ってきた九江市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、白水湖派出所の警官ら、会社のリーダー一団に連行され、洗脳班に3カ月にわたって拘禁された。周さんは転向を拒否したとして留置場に収容され引き続き迫害を受けた。
2001年6月1日、周さんはまた馬家ロン労働教養所に拘禁され、労働教養3年を強いられた。教養所で修さんは吊るし上げられ、過労労働を強要された。周さんは確固として法輪功の教えを放棄しなかったため、労働教養期間満了後、また6カ月の刑期を延長された。
拷問のイメージ図:吊るし上げられる |
2005年8月25日、家にいた周さんはまた押し入ってきた警官らに連行され、その後、労働教養1年を強いられた。2007年3月20日に帰宅した。
2008年1月3日夜、周さんは九江県湧泉郷で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、中共の虚言に騙された人に通報され、駆けつけてきた警官らに連行された。周さんは留置場に拘禁された後、労働教養1年を強いられた。労働教養所で、周さん達学習者は奴隷のような労働を拒否したとして独房に閉じ込められた。朝から晩まで独房から出られず、2人の受刑者に厳しく監視され、歯磨きやトイレに行くなども禁止された。大小便は独房の中で行い、部屋は換気されておらず、トイレのバケツは満杯で捨てることもできなかった。周さんはまた7日間吊るし上げられた。2009年1月23日、周さんは解放された。
2011年7月11日夜、周さんは瑞昌市で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして再度不当に連行され、派出所でトラの椅子に座らせされ、煙草の吸い殻によるやけどなどの拷問を受けた。同年12月16日、周さんは瑞昌市裁判所により懲役3年の不当判決を受け、南昌刑務所に拘禁され、転向を拒否したとして立たされるなどの拷問を受けた。連続24時間立たせられ、4昼夜にわたって目を閉じることを禁止されたこともある。食事も十分に与えられず、歯磨きや洗顔なども禁止され、受刑者に侮辱され暴行されるなどの拷問を受けた。
拷問のイメージ図:立たせられる |
2016年5月8日、周さんはほかの学習者と共に法輪功迫害の実態を暴露したとして再度不当に連行され、その後、懲役4年6カ月の不当判決を受けた。その期間家族との面会をずっと禁止されていた。
周さんは2020年11月8日に4年6カ月の冤罪を終えたが、その後年金の支給を停止された。周さんは生活費の出所を絶たれ、娘の援助に頼るしかない状況にある。