モンゴル族のラマ僧「法輪功は正法である」
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年7月12日】内モンゴル自治区のアル・ホルチンの牧畜地域に、徳の高いラマ僧が住んでいました。ラマ僧はモンゴル語を話すので、地域のモンゴル族の住民たちに、どうすれば良い人になれるか、道義に背く行動をしないように、神の助けを待つようにとよく忠告していました。ラマ僧は物事の過去の因縁関係を知り、未来を予測することもできます。彼が話したことはすべて的中したので、人々は何か重要なことがあれば、よくラマ僧のところに相談に行き、彼の言うとおりに実行すると良い結果になるので、ラマ僧はモンゴル族の人々から非常に尊敬されていました。

 1998年の洪水は土石流や地滑りを引き起こし、地元の人々が山崩れと呼んでいました。それは本当に空が崩れ落ちるようなもので、泥や岩が転がる恐ろしい轟音を伴った洪水は、とどまることができない勢いで流れ下り、一瞬にして広大な地域の村や家屋が消えてしまいました……。いつも天地と戦ってきた中国共産党は、全くの無力でした。

 災害に直面してなすすべもなく人々は、ラマ僧の家だけが無事だったことに驚きました。天地が崩れ落ちるような土石流と洪水が、まるで命令されたかのように、ラマ僧の家の前まで到達した後、中庭に入ることもなく庭の側面に沿って分かれて流れました。あれほどの大災難の後で、ラマ僧の家だけが真ん中に取り残され、本当に不思議でした。「徳を重んじ善良な人だけが安全で災害に遭わない」と、人々は驚嘆しました。

 1999年7月20日、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害が始まりました。中共は文化大革命よりも猛烈な勢いで、中国全土に血まみれな迫害を巻き起こしました。人々は街や至るところに、法輪功を中傷する放送を耳にするので、事実を知っている人たちが「佛を信じ善良な人がどうしてこのように言われるのだろう」と、理解できませんでした。そこで彼らは、「原因と結果を知り、未来も知っている」ラマ僧のところへ行って尋ねました。ラマ僧は心配そうに「どんなことがあっても法輪功を中傷してはいけません、法輪功は正法であり、いずれ正される日が訪れるでしょう」と答えました。

 ラマ僧は、「中共は法輪功に嫉妬しており、法輪功を学んでいる人が増えたから弾圧したのだ。中共は『赤い災い』であり、それは遅かれ早かれ滅びるのだ。法輪功の潔白を証明できる日は必ずやって来る。将来、人々は皆法輪功を修煉するだろう」と予言しました。

 地元の人たちや、親戚同士は、「法輪功を修煉していなくても、法輪功のことを悪く言ったら駄目です。ラマ僧は『法輪功のことを悪く言わないでください』と言っていましたよ、法輪功は正法で、中共が悪いのです」と走り回り、皆に知らせ合っていました。

 さらに約2年後、ラマ僧は、自分がいつになったら旅立つか、旅に出るときに2羽の神聖な鳥が迎えに来ることや、鳥はどの方向からやってきてどの方向に行くなどについて、はっきりと話しました。案の定、ラマ僧は言った日に亡くなり、2羽の鳥もラマ僧が言った方向からやってきて、言った方向に去って行きました。

 葬儀場でラマ僧に別れを告げる瞬間、神がラマ僧を迎えるため読経の声が実際に空中から聞こえてきました。読経が聞こえた人たち、ラマ僧に別れを告げる人をはじめ、葬儀場で他の葬儀を行う人、およびその場にいたすべての人々が一斉に神に跪きました。その瞬間、中共の無神論は崩れ去り、無価値なものになりました。人々は「頭上三尺に神」の存在を本当に感じました。

 その場で、思わず感動し涙を流した人もいました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/19/254418.html)
(English: https://en.minghui.org/html/articles/2012/4/10/132632.html)
 
関連文章