大阪と京都で7.20反迫害パレード
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 【明慧日本2023年7月19日】法輪功学習者(以下、学習者)は7月15日と16日、大阪と京都で「7.20」反迫害パレードを行い、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の即時停止を訴えた。多くの議員や評論家が集会でのスピーチまたはメッセージで、学習者への支援を表明し、迫害を非難した。パレードは、沿道の人々から支持と励ましを受けた。

大阪でのパレード

 日本法輪大法学会の稲垣会長は「今年の7月20日で、中共が法輪功への迫害を開始して24年目となります。学習者たちは一貫して努力を重ねており、日本の人々や政府にこの迫害の真実を理解してもらいたいと願っています。現在、社会情勢が変化しており、ますます多くの日本の国民や政府が中共の暴虐と残忍さを理解し始めています。私たちは引き続き迫害に反対し、より多くの人々に法輪功が迫害されている実態を理解してもらうために努力します」と語った。

 前衆議院議員、人権弁護士が迫害に反対

 7月15日の正午過ぎ、大阪の愛染公園でパレード出発前に集会が開催された。前衆議院議員の長尾敬氏と弁護士の徳永信一氏がスピーチを行った。

 長尾氏は、中国での臓器狩りの事実が明らかになった際、国会議員として断固として反対を表明した。同氏は、中共による人権弾圧の恐ろしさについて、学習者がしっかりと情報発信することの大切さを訴え、「暗い闇の中に一寸の光があり、中共からの人権弾圧を力強く押しのけていきましょう」と語った。

 人権弁護士である徳永氏は、「人々に迫害の真実を訴えるために集まっている学習者たちの勇気に大変感動を覚えています。今日のパレードに私もこうして参加できることを大変光栄に思っています。勇気こそが良心の出発です。その勇気をもって日本と世界における信仰の自由、基本的な人権、法の支配、民主主義を守るために声を上げていきましょう」と語った。

前衆議院議員の長尾敬氏(左)と徳永信一弁護士

 議員、評論家から声援メッセージ

 また集会では、多くの議員や評論家からのメッセージが読み上げられた。参議院議員の山田宏氏はメッセージで「中国政府による臓器収奪は、人類史上類を見ない犯罪行為であり、文明の進歩に逆行する蛮行として、私も国会において何度となくとり上げてきました。日本政府は、中国政府による非道な人権迫害に対し強く抗議の声をあげ、一日も早く止めさせるための行動をとってゆくべきと考えます」と表明した。

 衆議院議員の石橋林太郎氏はメッセージで「法輪功をやっている…ただそれだけの理由で連行されることなど本来あってはならないことです。中国共産党の力による独善の矛先は、我が国を含む近隣諸国に対しても向けられており、我々にとっても明白な脅威です。この状況を改善するために、より一層皆様との連携を深め、強く大きい声を挙げていきたいと思います」と表明した。

 評論家の三浦小太郎氏はメッセージで「今、中国では歴史上もっとも残酷な政権が、最新の科学を悪魔の道具として使い、最悪の人命破壊を行っています。その一つが臓器収奪であり、人間の命をお金に換える悪行です。悪に対し、皆さんが、真実の中国の伝統である、礼と正義の精神で立ち向かっている姿は、必ずや天の歴史に通じているはずです。その志を貫徹されることをお祈りいたします」と声援を送った。

 大阪の人々がエールを送る

 7月15日の早朝、学習者は大阪城公園で煉功の実演を行った。通りかかった奈緒さんは大阪城公園で第一式の功法を学び、パレード参加者に「頑張って下さい」とエールを送った。

法輪功学習者が大阪城公園の天守閣の下で功法の実演を行った

法輪功の資料を読む奈緒さん

 会社の面接を受けるために公園を通りかかった水谷さんは、中共による法輪功への迫害について「時々YouTubeで見ることはありますが、テレビなどのメディアでは報道されていませんよね? 私は時々、立場の弱い人たちやグループが迫害を受けている動画のコメント欄に支持のメッセージを残しています。中共による迫害は事実上の戦争のようなものです。皆さんの力で平和を取り戻していきましょう」と語った。

水谷さん

 パレードの沿道にある飲食店で働く小出さんは、「法輪功については知りませんでしたが、音楽が聞こえたので外に出てパレードを見ることにしました。中共の圧力にも屈せず、自身の信念に基づいて行動することは素晴らしいことです。頑張ってください」と語った。

法輪功の資料を読む小出さん

 愛知県から観光に訪れた佐藤さんと大道さんは「私たちは迫害に反対します。どうか負けずに頑張ってください。無実の人々から臓器を摘出することは絶対に許されません。パレードを通じて、みなさんが伝えたいメッセージを十分理解できました」と語った。

法輪功の資料を読む佐藤さん(右)と大道さん(左)

 京都市民が迫害を非難

 7月16日の京都での反迫害パレードは、ちょうど日本三大祭りの一つである祇園祭の最高潮の時期と重なった。3連休でもあり、また感染症対策の制限が解除された直後だったため、京都市内は大勢の人々で賑わっていた。パレードは京都の御池大橋を出発し、京都の数多くの観光名所を通り抜け、人々の関心を集めた。

京都でのパレード

 パレードの情報を知った浜田さんは、出発地点の御池大橋を訪れ、「人の臓器を売買することは人権侵害であり、罪のない人から臓器を摘出することは殺人と同じです」と語った。

 和田さんは迫害に関する説明を聞いた後、「生体臓器狩りが起きることは絶対に許されません」と語った。

 世界各国からの観光客が学習者を応援

 アメリカから来た旅行者のワイアットさんは「中国の法輪功学習者が自由と幸福を得ることを祈っています」と語った。

ワイアットさん

 フランスから来たマシュウさんと友人はパレードを見て、日本語で「頑張ってください」と言い、そしてフランス語で「Bonne chance(幸運をお祈りします)」と続けた。

 アメリカのシアトルから来たダニエルさんは、「法輪功学習者が中国で中共による迫害を受けていることを聞いて、私は中共が非常に悪質で残忍だと思います。人々の信仰を制限し、さらに迫害することは許されません」と語った。

ダニエルさん

 ドイツのフランクフルトから来た学生のマリアさんは以前、人権や中国について専攻していた。マリアさんは迫害に関する記事を注意深く読んだ後、「皆さんは迫害されていて大変だと思いますが、正しいと思うことに立ち上がって闘い続けていれば、きっと状況は変わると私は思います。頑張ってください!」と語った。

マリアさん

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/17/463078.html)
 
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