【明慧日本2023年7月20日】（前文に続く）
実例11、四川省のラジオパーソナリティが、迫害により死亡
四川省ラジオ放送局のパーソナリティの龐勲さんは、法輪功迫害の実態を伝えたとして2020年7月に連行された。そして懲役5年の実刑判決を受けて楽山嘉州刑務所に拘禁され、2022年12月2日に迫害により死亡した。30歳の若さであった。
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龐勲さん |
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遺体に残った様々な痕跡 |
情報提供者の話によると、龐さんは刑務所で殴打されて死亡したという。遺体には様々な傷が残り、電気ショックの跡や縛られた跡、全身を殴られた跡、失禁の跡もあった。刑務所側は龐さんが死亡した理由について、甲状腺機能亢進症だと説明していた。しかし龐さんのことをよく知る者は、龐さんは健康で、死に至るような病気は患っていなかったと語った。
龐さんの友人は、こうコメントしている。「私の友人は、中共の刑務所で生きたまま殴殺（おうさつ：殴り殺す）されました。友人はとても明るくてハンサムで、ラジオのパーソナリティをしていました。私が出会った中で、最も純粋で優しい人でした。彼は、法輪功を学んでいるとの理由で連行されたのです。私自身は法輪功を学んでいませんが、そんな理由で中共が彼を殺すとは、決して許されることではありません」
実例12、ハルビン市の費淑芹さんは、迫害により死亡
ハルビン市依蘭県の学習者・費淑芹さんは、2013年に中国当局に連行され、懲役13年の実刑判決を宣告された。2023年2月16日の午後2時頃、黒竜江女子留置場で迫害により死亡した。享年77歳。
2013年の正月の間、当時の黒竜江省の省長・王宪魁は、哈同高速道路の依蘭から宏克力行きの橋に掲げられた「法輪大法は素晴らしい」、「周永康に法的裁きを」といった内容の横断幕を見て、直ちに黒竜江省公安局、省政法委員会副書記の孫永波に調査を命じた。2013年3月29日、依蘭県、方正県、通河県の3県で合わせて61人の学習者が連行された。
実例13、四川省成都市の傅発芝さん 刑務所で迫害され死亡
四川省成都市の学習者・傅發芝さんは、2018年11月22日、真・善・忍の教えを堅持し続けたとして警官により連行された。その後、成都市の新都区裁判所から懲役4年の判決を言い渡され、当時健康だった博さんは四川省女子刑務所に入れられた。
刑期が終わる1カ月余り前の2022年10月、傅さんは迫害されて危篤状態になった。刑務所側は傅さんの家族に面会するようにと通知したが、すぐには傅さんを解放しなかった。数日後、傅さんは帰宅させられたが、すでに自分の身の回りのことができなくなり、3カ月後の2023年1月に亡くなった。享年78歳。
二、中共による長期にわたる嫌がらせと迫害の中で死亡した学習者
実例14、懲役9年の不当判決を下された70代の宿桂花さんが死亡
山東省青島市の学習者・宿桂花さん（75）は不当に連行され、家宅捜索を受けた。2019年3月、宿さんは北区裁判所に懲役9年の実刑判決、罰金3万元（約60万円）を言い渡され、年金の支給も停止された。健康上の問題で収監されなかったが、居住監視となった。2023年2月7日、宿さんは自宅で死亡した。
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宿桂花さん |
実例15、6年間の拘禁と5年の放浪生活 天津市の劉樹平さん死亡
天津市武清区の学習者・劉樹平さんは以前、天津板橋労働教養所で6年間不当に拘禁され、様々な拷問を受けた。2018年、迫害を避けるため、劉さんはやむを得ず家を離れたが、2023年6月14日に亡くなった。享年67歳。
劉さん夫妻は3回も北京へ陳情に行き、自らの体験を用いて、法輪大法は真の健康法であることを政府に伝えた。その後、夫妻は北京の西単で警官に連行された。武清区黄花店鎮の派出所で、所長の張鵬は高電圧の電気棒で劉さんの手、腰、背中に電気ショックを与え、警官の石海濱は棒で劉さんを殴り、副警官の楊士華(悪報に遭い癌を患って死亡）は何度も平手打ちをした。劉さんの顔は腫れ上がり、口から血が流れた。
天津板橋女子労働教養所での6年間、劉さんは様々な拷問を受け、苦しみを嘗め尽くした。警官は劉さんに「三書」を書くことを強要し、また受刑者らに拷問を加えるよう指図した。受刑者らは劉さんを暗い部屋に引きずり込み、革靴を履いた足で蹴ったり、劉さんの髪を掴んで壁に頭をぶつけたりした。さらに、小さな椅子に長時間座らせ、寝ることも許さなかった。
実例16、山西省平定県の郗秀林さん 迫害されて死亡
山西省陽泉市平定県の学習者・郗秀林さんは、長期にわたり中共の関係者から嫌がらせと脅迫を受けてきた。郗さんは労働教養を強いられ、実刑判決を言い渡されたことがある。2021年11月、郗さんは刑務所から帰宅したが、中共の関係者による嫌がらせを受け続けたため、健康状態はずっと回復せず、2023年6月に亡くなった。 郗さんの娘は重圧の中で、20年前から精神的な病を抱えている。
実例17、迫害を繰り返された湖北省の羅英さんが死亡
湖北省咸寧市咸安区の学習者・羅英さんは、中共による24年間に亘る迫害の中で、何度も拘禁され、拷問を繰り返された末、2023年5月1日に死亡した。享年70歳。
実例18、大連市の劉新穎さん、曲輝さん夫妻は長期にわたって迫害され死亡
遼寧省大連市産婦人科病院の看護師で、学習者・劉新穎さんは、5回連行されて拘束され、懲役5年6カ月の実刑判決、および尾行、脅迫などの迫害を受けた末、2023年4月22日午後に亡くなった。54歳の若さだった。
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曲輝さん一家 |
劉さんはかつて、夫と娘に囲まれた幸せな家庭を築いていた。この幸せな家庭は、やがて中共による迫害で破壊された。2000年1月、劉さんと夫・曲輝さんは、北京で法輪功は無実であると陳情したが、ともに警官に連行されて殴打され、9700元（約：19万円）の罰金と労働教養処分を受けた。当時、娘はまだ1歳だった。夫・曲さんは、大連労働教養所で警官から残酷な暴行を受け、頸椎を骨折して半身不随になり、13年間の寝たきり生活を経て、2014年2月19日に亡くなった。45歳だった。その後も、劉さんは2回連行され、5年6カ月の判決を言い渡された。2015年3月24日に遼寧省女子刑務所に送られた。
入所前の身体検査で、劉さんの血圧が240㎜Hgに上がり、健康状態が基準に満たしていなかったため、直接刑務所の病院に入れられた。2020年3月末、劉さんは刑務所から解放された。
帰宅した劉さんは、派出所の警官に嫌がらせを受けた。警官らは劉さんの父親の家にも行き、父親に精神的な圧力をかけた。
2023年3月、派出所の警官は、また劉さんに電話をして、話があると言った。劉さんは長期にわたって迫害を受け続け、2023年4月22日に死亡した。
実例19、武漢市の陳有財さん（70代）は、度重なる嫌がらせの中で死亡
湖北省武漢市の学習者・陳有財さんは、中共の関係者から嫌がらせを受け、法輪功を放棄するサインを強要される中、2023年3月15日の夜に亡くなった。
陳さんが亡くなった後、陳さんの娘は「『ゼロ行動』が始まった時から、中共の関係者らは何度もやって来て、父に法輪功を放棄するように強要しました。両親は2度、放浪生活を余儀なくされました。その期間、法の勉強や、他人と交流する環境がないので、父の健康状態は日に日に悪化し、2023年3月15日午後7時、父は私たちと永遠に別れました」と語った。
実例20、家族が何度も迫害を受け 母親・陳暁彬さんが死亡
広東省掲陽市の陳暁彬さん一家は1999年7.20、中共が法輪功に対する弾圧を始めて以来、何度も迫害を受けた。2017年5月、陳さんと息子・呉旭欽さんは再度不当に連行され、それぞれ2年6カ月、7年6カ月の不当判決を下された。冤罪を受けた陳さんは心身ともにダメージを受け、痩せこけて手にも足にも力が入らず、2023年5月に死亡した。享年48歳。息子は未だに刑務所に拘禁されている。
実例21、佳木斯市の斉敬浦さん 迫害され死亡
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斉敬浦さん |
斉敬浦さんは黒竜江省佳木斯（ジャムス）市電力局の元幹部だった。真・善・忍の信念を貫いたとして、何度も嫌がらせを受け、連行されて拘禁されたことがある。2017年9月に不当に連行された後、突然脳出血を起こし、6年近く植物状態になり、2023年2月7日にこの世を去った。
（完）
