天津市の学習者 李蘭敏さんに懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2023年7月27日】天津市の法輪功学習者・李蘭敏さん(61歳女性)は2021年10月、警官に連行された。2022年12月、李さんは地元の裁判所に懲役3年の判決を言い渡されたが、不服として、控訴した。しかし、今年4月、中級裁判所は李さんの控訴を却下し、原判決維持で5月23日に李さんを天津市女子刑務所に送り込んだ。

 定年退職した李さんは、天津市河東区泰安大街1号に在住しており、2021年10月30日午前8時ごろ、天津市河東区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と中山門派出所の警官によって自宅から連行された。その後、河東区留置場に拘禁された。警官の話によると、李さんは法輪功の資料を配ったことで通報された。警官は監視カメラを確認した後、追跡して李さんの住所がわかったという。

 2022年12月25日、李さんは河東区裁判所に懲役3年の判決を宣告された。同年12月31日、李さんは中級裁判所に控訴したが、今年4月、控訴を却下され、原判決維持という結果を下された。

 今年5月23日、李さんは天津市女子刑務所に送られ拘禁された。6月26日、李さんの家族は、はじめて、李さんと面会をした。

 李さんは法輪功の真、善、忍への信念を堅持しているため、何度も中国共産党当局に迫害を加えられた。

 明慧ネットの報道によると、2006年8月2日朝、李さんは、河東区上杭州路派出所と河東区公安分局の警官に自宅から連行され、家宅捜索された。その後、2年の労働教養処分を科され、天津市の板橋女子労働教養所に拘禁された。2019年9月2日午前、李さんは自宅から北辰市公安分局、河東市公安分局、中山門派出所の警官6、7人によって連行され、家宅捜索もされた。その後、李さんは、15日間拘留された。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/14/462960.html)
 
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