【明慧日本2023年7月28日】フィンランドの法輪功学習者(以下、学習者)は7月15日、首都ヘルシンキで「7.20」反迫害24周年集会とパレードを開催した。活動では中国共産党(以下、中共)による学習者への残忍な迫害を暴露し、迫害で死亡した学習者を追悼した。そして中共の解体を訴え、迫害の停止を呼びかけた。
フィンランドの首都ヘルシンキの国会議事堂前で開催された集会 |
フィンランド政治家 学習者の反迫害を支持する書簡おくる
フィンランドの元国会議員で、欧州議会議員のサトゥ・ハッシ氏は、反迫害を支持する書簡を送った。 同議員は書簡の中で、中共による法輪功迫害と、移植のために生きている学習者から臓器を収奪していることを非難した。
サトゥ・ハッシ氏(ウェブ写真) |
サトゥ・ハッシ氏は書簡の中で、「中共による20年以上にわたる法輪功メンバーへの迫害は、現代における最も残忍な人権侵害の一つです。中共によるウイグル人への弾圧に世界が注目し始めているのは当然のことですが、私が思うには、中共による法輪功への迫害が事実上証明され、甚だしき至っては臓器移植取引のために、法輪功学習者が殺害されていることは同様に注目に値し、非難に値します」と述べた。
メルヤ・キリネン氏(ウェブ写真) |
元欧州議会議員でフィンランド国会議員のメルヤ・キリネン氏は書簡の中で、「(1999年)7月20日は、(中共が)法輪功への迫害を始めた日です。今年は中国(中共)が国民を残酷に迫害して24年目となり、強制労働、拷問、人身売買がいまだに行われています。人権は決して商品であってはならず、迫害に直面しても、たとえ遠くで、あるいは近くで起きていようと、私たちは見て見ぬふりをしてはならず、沈黙し続けてはなりません」と述べた。
「私たちは、困難に直面した時、お互いの支持と力を必要としています。24年という歳月は長いもので、迫害されている人々の人生にとって、それは苦痛の歳月であり、恐怖の中で生きる歳月でもあります。多くの人にとって、彼らの身内や彼らの幸福について永遠の不安を抱えている歳月でもあります」
「迫害を終わらせるために、私たちは引き続き協力しなければなりません。誰もが自分の役割を果たすことができ、誰もが助けを必要としています。私たちは沈黙してはならず、または体力のない、これ以上、耐えられないと感じる人を助けなければなりません。努力し続けてください、私の精神があなたたちと一緒にパレードの行進をします」と述べた。
「7.20」反迫害24周年パレード |
迫害の制止を支持する
集会の後はパレードが行われた。フィンランド国会議事堂を出発し、ヘルシンキの幹線道路であるマンネルヘイミンティエ、有名なショッピングセンターのアレクサンテリンカトゥ、ヘルシンキ大聖堂、ポホイエスプラナーディなどを経由し、参加者らは迫害の終結を訴えた。
多くの通行人は学習者が配布した資料をその場で読み、そして中共の解体と法輪功への迫害停止を求める2つの嘆願書に署名した。
標本製作者であるサアラさんは、法輪功への迫害を停止させ、中共を終わらせるための嘆願書に署名した。中共が生きている学習者から臓器を収奪していることを知ると、彼女は「これは止めるべきで、私はあなた方(法輪功)の側に立ちます」と語った。
もう一人のフィンランド人は、「背景や歴史に関係なく、誰もが平和と安全を得る権利があると信じています。誰も乱暴な待遇を受けてはなりません」と語った。