瀋陽市の李紅紅さんが不当拘禁 家族との面会も禁止
【明慧日本2023年7月29日】2023年元旦が過ぎたところ、瀋陽市の法輪功学習者・李紅紅さんは懲役6年の不当判決、罰金2万元(約40万円)を科されたことを裁判所が指定した弁護士から知らされた。李さんは控訴したが、瀋陽中級裁判所は速やかに原判決を維持するとの結果を下し、李さんを遼寧省第二刑務所に拘禁し、家族との面会を禁止している。
李さんは1969年生まれ、ベッド用品を販売して生計を立てている。2021年10月29日、李さんはベッド用品を販売していた際、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という文字の印字があるカレンダーをある顧客に送ったが、その後、その顧客に通報された。昨年1月23日、警官らは李さんの店に押し入って捜索を行った後、李さんを派出所に連行した。当日午後、警官らはまた李さんの住宅に対して家宅捜索を行った。
李さんは派出所で14日間身柄拘束された後、昨年2月8日に瀋陽市第一留置場に収容された。同年11月24日、遼中区裁判所にオンラインビデオで開廷され、弁護士は裁判所が指定した。李さんは自己弁護をしたが、家族は法廷での傍聴を許可されなかった。
当時、李さんは1年以上拘禁されており、心身ともに深刻なダメージを受け、体重は15㎏以上減り、髪の毛も白くなり、高血圧の症状も現れた。以前の販売事業は小規模だったため、貯金があまりなく、夫も病気で仕事できず、販売事業が停止されると、一家の生活費が賄えなくなった。
今年の正月ごろ、李さんは懲役6年の不当判決、罰金2万元(約40万円)を科された。5月、李さんは刑務所に拘禁され、家族との面会は禁止されている。