イタリア法会が成功裏に開催
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 【明慧日本2023年7月30日】2023年7月23日、イタリアの法輪功学習者(以下、学習者)は首都ローマで法会を開き、慈悲深い李洪志先生から祝辞を頂いた。

 法会では、13人の学習者が、法を正す師に手伝う過程での体験を分かち合った。ある人は困難や試練を前にして、いかにして師と法を信じて困難を突破し、任務を完成したかについて話し、師と法を信じることによって病業の関を乗り越えた経験を話す人もいた。学習者の真摯で感動的な発言は、他の出席した学習者たちの共感を得た。

图1:二零二三年意大利法会现场。

2023年イタリア法会の現場の様子

图2~4:发言学员在交流自己的修炼心得体会。

修煉体験を発表する学習者

 衆生を救うことを気にかけ、正念で関を突破する

 カトリーナさんは、神韻公演のための劇場を探す過程での経験を次のように話した。

 「2017年、私は劇場を探す任務を任されました。首都ローマでは、神韻公演の基準を満たしているのは、ローマ歌劇場だけでした。劇場に断られてから、私たちは様々な機関とコンタクトを取り始めました」

 「その過程で私たちは、ローマの学習者はみな、自分の縁がある衆生がいて、その人たちが神韻公演の劇場の門戸を開いてくれると悟りました」

 「多くの苦労を重ねた結果、私たちは上流社会、芸術界および一部の貴族の支持を得ました。彼らはローマ歌劇場で神韻の公演を見たいと言いました。こうして、最終的に私たちは2018年に1日の公演の機会を得ました。しかし、契約の成立がなかなか進まないため、チケット販売もできませんでした。当時の販促はプロモーション映像を見せる程度で、チラシもありませんでした」

 「チラシが出来て本格的な販促を始めてまもなく、チケットは完売になりました。劇場は私たちにどうやって、どんな方法で行ったのかを尋ね、私たちから学びたいと言ってきました。私たちは劇場に、方法はボランティア全員の誠意であると伝えました。最終的に契約が成立したのはその2カ月後で、公演開始の2週間前でした」

 「公演が始まる2週間前のある夜、イタリアの神韻協調人に、多くの人が救いを待っているので、もう1公演を追加するように言われました。最終的に私たちは追加しました。公演は大成功でした。劇場のマネージャーは私たちを褒め、また協力したいと言ってくれました」

 学法を通じて、良くない状態を突破する

 北部の工業都市に住むある西洋人学習者は、神韻公演をサポートしていた中での自身の修煉体験を語った。

 「以前は、イタリアでの神韻公演が終わる度に、『無事に終わった。ちょっと休もう』という気持ちになり、身体もだいぶ楽になったと感じていました。しかし今回、公演が終わった後にさまざまな仕事があって、体もとても疲れていて、どこが間違っていたのかと自問自答しました」

 学法を通して、彼女はこのことを認識したという。「修煉が最後に差し掛かり、私たちの修煉がまだ良くできていない部分がもっと頻繁に現れて来るようになっています。私は苦を嘗めて業力を消しましたが、今は心性を高め自分の包容力を拡大すべきです。私の我慢は無理に堪えているだけで、しかもしばしば良くない念も抱いています。イライラすることもあります。本当は、喜んで我慢すべきだと今は考えています」

 「穏やかな気持ちで、この苦しみはいいことだと自分に言い聞かせることができた時、状況はすでに好転していました」と彼女は言った。

 人心を放下して、グループ学法に参加する

 マッシミリアーノさんは、グループ学法に参加した時に感じたことを次のように語った。「修煉において、私は学法をしっかりしたいと思いつつ、ずっと精進することができませんでした。時には学法の量が少なく、何だかいい加減にあしらう感じで心を込めておらず、集中もしていませんでした。次第に私はオンラインのグループ学法に参加しなくなり、仕事の原因があって、怠惰の要素もありました」

 毎日オンラインでの学法に参加できるかと同修に聞かれた際、彼は心の中でいろいろな言い訳を用意していたという。たとえば、「私は自分で法を学んでいる」とか、「自分で法を学べば早い」とか、あるいは「グループで学んでも自分で学んでも同じだ。学んでいたらそれでいい」などがあった。

 「これらの考えを克服してグループ学法に参加しましたが、何となく反りが合わない感じが残り、それでも1週間、1週間と、私は参加し続けました」

 「私はそれらの考えを無視し、それが自分の考えであることを認めず、心が静かではなかったのですが、他の人が法を読むのを懸命に聞こうとしました。次第に、その反りが合わない感覚がなくなりました。今では、私は毎晩オンラインでみんなと一緒に楽しく法を学んでいます」

 法会は午後5時に円満に終了した。法会の後、何人かの学習者は囲んで座り、この二十数年来の修煉の道、心の変化、および経験してきた大法の不思議の数々を思い出し、ますます正法修煉の機縁の貴重さを感じた。彼らは師父の慈悲に感嘆し、更に精進していこうと励まし合った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/26/463440.html)
 
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