【明慧日本2023年8月2日】カナダ・バンクーバーの法輪功学習者（以下、学習者）は7月15日、バンクーバー市中心部で「反迫害24周年」を記念し、盛大な集会とパレードを行った。1999年7月20日、中国共産党（以下、中共）は法輪功に対して長期にわたる残忍な迫害を発動した。学習者は毎年7月20日前後に、バンクーバー市中心部に集まって記念活動を行っており、市民に法輪功迫害の実態を伝え、法輪功への迫害制止を呼びかけている。
「脱党サービスセンター」の代表者の方さんは、集会の中でこのように話した。「共産党組織の内部の人にせよ、組織の外部の人にせよ、中共の邪悪をはっきりと認識し、中共に関わる組織から脱退するように呼びかけています。中共に対する歴史的な大審判が来る前に、人々が良知を持って必ず正義を選ぶことができるように勧めています」
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学習者による「反迫害24周年の記念活動」のパレードの様子 |
午後1時半、パレードはグランビル・ストリートを出発し、天国楽団を先頭に、横断幕チーム、煉功隊チームと続き、百人近い法輪功の隊列チームはとても壮観的で、沿道の多くの観光客は写真やビデオを撮った。パレードの隊列が賑やかな商店街を通りかかった時、多くの通行人は惹きつけられるように立ち止まって観ていた。通りかかったトラックの運転手は、「法輪大法は素晴らしい！」と叫んだ。また、ある男性はレストランのバルコニーから学習者に、「チラシをもらえませんか」と言った。
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バンクーバー芸術館の北広場で煉功をする学習者 |
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通行人に法輪功迫害の実態を伝える学習者 |
陳麗珍さん「海外の皆さん、法輪功のために声をあげましょう」
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「訪問の天使」と呼ばれている陳麗珍さん |
陳麗珍さんは、2019年「反送中」（香港民主化デモ）が行われた時、警官は若者たちに対して不公正に扱っており、携帯電話でライブ配信して不公正な行為を暴露した。しかし、多くの若者たちは逮捕されたため、彼女は裁判所で傍聴したり、留置場を見舞って慰めたりして「訪問の天使」（訳注：刑務所を訪れる事で受刑者たちに支援を提供する人）と呼ばれている。
陳さんはインタービューを受けた時、「中共による法輪功への迫害を見て、とても辛い気持ちでした。すでに24年が経ちました。我々は法輪功のために声を出すべきです。法輪功に対する迫害でなく、善なる中国に対する迫害と言えます。だからこそ我々は勇敢に立ち向かい、法輪功のために呼びかけましょう。自分自身の将来のために、次世代のため、人類のために、勇敢に立ち向かい、声を出すべきです」と呼びかけた。
また、「善と真とは、真実を言うことです。善と愛は中共を滅ぼす要素となる１つです。中共が滅せられるその日になったら、学習者たちは自由に中国に戻れるでしょう。私も自由に香港に戻れることになります。今までのように恐怖心を持たなくても良いのです」と陳さんは語った。
中国からの移民「24年間堅持してくれてありがとう」
中国からの移民の陳大民さんは、街で友達を待っている時、法輪功のパレードが目に入ったという。陳大民さんは、「初めて、法輪功のパレードを見ました。法輪功は、中国で24年間迫害されています。迫害が始まったその時は、自分はまだ幼かったのですが、その経緯に関しては知りませんでした。24年間堅持してくれてありがとうございます。法輪功を迫害する中共は必ず崩壊します」と語った。
また、「この政権は罪悪的です。倒されるべきであり、存在すべきではありません。なぜなら、我々の社会は、情報が自由に手に入る社会であるべきで、過去何十年も中共が犯した罪は、はっきりと分かっています」と陳大民さんは言った。
カルガリーからの夫婦「被害者のために声を上げることはカナダの責任」
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スコット・フィリップスさん夫婦「法輪功を支持します」 |
カルガリーから旅行に来ていたフィリップスさん夫婦は、学習者の和やかな煉功に惹きつけられてやって来た。フィリップスさんと妻のキャシーさんは、「私たちは以前、学習者の集団煉功を見たことがあり、中国では法輪功のような宗教団体が弾圧されていることも知っています。そして中共による『生体臓器狩り』も聞いています。ウイグル人も臓器を収奪されていることも知っています」と話した。
また、フィリップスさんは「人々は発言する権力を必要とします。発言は傾聴されるべきで、各国は、もっと耳を傾けて傾聴する責任があり、カナダもこの普遍的な価値を守るべきです。実は、中国人に中共を分からせることに最適なのです。しかし、独裁の国は、皆メデイアをコントロールしているので、その国の人々に真実を理解させることが最も大事なことです」と言った。
