遼寧省の法輪功学習者4人に不当裁判
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 【明慧日本2023年8月2日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省盤錦市(ばんきんし)裁判所は7月18日、遼河油田歓喜嶺石油生産工場の法輪功学習者・劉艶さん、劉本玲さん、李春生さん(女性)、劉慶江さんの4人を不当に裁判にかけた。このうち、劉艶さんと劉慶江さんは手錠と足かせを強制にかけられ、5カ月近く留置場に拘禁されていた。

 裁判の初めに、裁判官の張心童は劉本玲さんに被告の席に座るように求めたが、劉本玲さんは 「そこには座りません。そこは犯人が座るところなので、私は犯人ではありません。法輪功を修煉しているだけで、法を犯しているわけではありません」と言った。警官が彼女に椅子を持ってきて、座るように言った。裁判官は彼女に弁護士が必要かどうか尋ねたが、彼女は「弁護士は必要ありません、自分で弁護します」と言った。

 劉本玲さんは、法輪功を修煉することは罪ではありません。公安部が2000年に公布した『邪教組織を認定し取り締まることに関する通知』(公通字[2000]39号)および公安部、中央弁公庁、国務院弁公庁が共同で公布した『邪教組織を認定し取り締まることに関する通知』によると、14種類の邪教組織が明確に定義されており、法輪功はこれに含まれておらず、中国新聞出版総署は2011年に第50号令を発布し、1999年に発令した「新聞出版総署の規範性文書に関する第五次の決定」についての撤廃を発表し、すべての法輪功書籍と資料は中国で完全に合法であることを述べた。

 劉本玲さんはまた、連行され、家宅捜索を受け、喚問され、裁判をされたことがすべて不当だと主張した。違法だと証明する法律や規制はなく、裁判所は証人や物的証拠を提出しなかったと指摘した。

 劉本玲さんの理路整然とした無罪の弁明は法廷を沈黙させ、誰も彼女の弁論を遮らなかった。弁護の最後に裁判官が質問したが、劉本玲さんは答えず、自白も署名もしなかった。

 劉艶さんも自己弁護をした。現在、劉本玲さんと李春生さんは家に帰っているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/28/\463509.html)
 
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