ベルギー国会議員「我々は声を大にして迫害という犯罪の停止を呼びかけるべき」
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 【明慧日本2023年8月3日】(ベルギー=明慧記者・容法)ベルギーの一部の法輪功学習者は7月18日、中国領事館前で中国共産党(以下、中共)による24年間の迫害に反対するイベントを開催した。ベルギー議会外交委員会のアニック・ポンティエ議員は、ベルギー法輪大法学会のニコ・バイネンス会長に書簡を送り、法輪功への支持を表明し、中共による24年間の迫害を非難した。

图1~2:纪念反迫害24周年,比利时部份法轮功学员中使馆前反迫害

反迫害24周年を記念し、中国大使館前で煉功する法輪功学習者

图3:比利时议会议员外交事务委员会成员安尼克·庞蒂尔

ベルギー議会外交委員会メンバーのアニック・ポンティエ議員

 以下は、ベルギー連邦議会議員であり、外務委員会のメンバーであるアニック・ポンティエ議員より送られた書簡の訳文である。

 24年前の今日、中共は法輪功学習者に対する迫害を開始しました。

 この期間、この迫害は数十万人の追随者(法輪功学習者)が監禁され、彼らは最悪の拷問の犠牲者となりました。

 自国民に対する中国政権の残忍な迫害と残虐行為は、我々の政策立案者が引き続き関心を引き起こすべきです。我々は、法輪功学習者が拷問と迫害を受け続けていることを世界に喚起しなければなりません。 我々はこの犯罪を止めるために、共に立ち上がり、声を大にして呼びかけるべきです。

 人権と人間の尊厳は、我々の政策の優先事項であるべきです。

 中国当局がこのような犯罪を公にすることなく隠蔽しようとしているが、私たちはこのような犯罪を非難することを、より一層重要視していかなければなりません。

 従って、私は起訴され、拷問、監禁、あるいはさらにひどい目に遭わされた罪のないすべての犠牲者に深い敬意を表し、そして彼らが大きな力を持ち、未来の自由と希望に満たされるよう祈ります。

 アニック・ポンティエ

 ベルギー国会議員(外交事務委員会)

图4:比利时法轮大法佛学会主席尼克·比恩斯

ベルギー法輪大法学会会長ニコ・バイネンス

 ベルギー法輪大法学会会長のニコ・バイネンス氏は、「反迫害24周年を記念することは、中共の人道に対する犯罪を暴露し続け、迫害を停止させるための手段のひとつである」と述べた。

 同氏はまた、「中共は24年間にわたり法輪功を迫害し続けている。長年来、中国国内の外国メディアは迫害に関する報道をしなくなり、人々に迫害は全く行われていないかのような印象を与えている。しかし、明慧ネットでは、中国での法輪功学習者への迫害に関する報道や事件が毎日掲載されている。このような情報を他で見つけることは難しい」と話した。

 同氏は、「昨日、明慧ネットを『非常に貴重な情報源』と呼ぶ記者から連絡を受けた。人々はこうした報道を通じて、迫害はまったく終わっていない、ただ公表されていないだけだと知ることができる。そして、強制臓器収奪に反対する医師団(DAFOH)は2023年の報告書の中で、これをジェノサイド(大量虐殺)というだけでなく、『冷酷なジェノサイド』だと呼んでいる」と述べた。

 「中国の法輪功学習者は、迫害の真実を中国人に伝えるために命をかけている! 私たちは、ベルギー、ブリュッセルの皆さんに迫害の真実を伝えることで、中国の法輪功学習者と共に迫害を止めたいと願っている」とバイネンス氏は述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/22/463247.html)
 
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