長春市の劉晶秀さん 1年以上拘禁され生死不明
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 【明慧日本2023年8月3日】(吉林省=明慧記者)長春市の法輪功学習者・劉晶秀さん(70)は2022年5月29日か30日、興隆山留置場に不当に連行された後、公安病院と呼ばれる長春市立病院6階の公安治療区に連行された。そこで劉さんは不明な薬物を投与され、拘禁されて1年以上経ったが、一人暮らしで身寄りがほとんどいないため、代理で弁護士を雇うこともできず、劉さんの生死はいまだ不明である。

 劉さんは1994年に法輪功を学び始めた。学ぶ前、劉さんは心臓病、リウマチ、気管支炎、神経症を患っていたが、2カ月以上修煉した後、すべての病気は消え、長い間失っていた健康を取り戻した。また、劉さんは真・善・忍の教えを守り、人々に親切に接するようになった。

 公安病院で40日間強制「治療」され、心身ともに損傷を受ける

 2020年8月6日、劉さんは法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして、寛城区南広場派出所と寛城区公安支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。その後、劉さんは高血圧と脳腫瘍と診断され入所の基準に達していないため、入所を拒否された。

 警察は留置場と交渉し、法律に違反して劉さんを第4留置場に収容した。2020年8月11日、劉さんは公安病院に連れて行かれた。その時、警官は「お前には病気があるが、大丈夫だ。局長と相談して科学的な方法で治療する 」と言った。公安病院では、警官は医師を監督し、劉さんに毎日注射して薬を飲ませ、健康診断の結果が基準に達することが目的である。

 警官は2万元を費やしたが、「治療」はやはり効果がなかったため、劉さんを南広場派出所に連行し、4日間拘束した後、「保証人を立てて尋問を待つ」条件付きで劉さんを解放した。2020年9月19日、劉さんは帰宅した。

 40日間の強制「治療」で劉さんは心身に大きな損傷を受け、まだ完全に回復しておらず、約1年10カ月後、再び公安病院に拘禁された。

'药物注射示意图'

拷問のイメージ図:薬物を注射される

 再び公安病院に拘禁され1年以上が経ち、生死不明

 2022年5月29日か30日、劉さんは再び連行され、最初は興隆山留置場(長春市興隆山鎮葦子溝村)に連行された。監禁中、劉さんの消息は一切なかった。

 その後、劉さんは長春市立病院6階の公安治療区に連行され、1年以上前から毎日不明な薬物を投与されていたことが判明した。

 一年以上も消息がつかめず、劉さんはどのような拷問を受けたかもわからない。

 一人暮らしで身寄りもほとんどいないため、弁護士を雇うこともできず、劉さんの生死はいまだ不明である。

 人々に迫害の実態を伝えたとして、何度も迫害される

 2007年2月15日、劉さんは法輪功に関する資料を配布したため、迫害の真相を知らない人に通報され、相前後して葦子溝留置場、黒嘴子女子労働教養所、鉄北公安病院に連行され、計55日間拘禁された。

 2009年6月、劉さんは神韻公演DVDを配布したとして濡れ衣を着せられ、紅旗街派出所、葦子溝留置場と黒嘴子女子労働教養所に送られたが、健康診断で入所の条件を満たさないため、解放された。釈放された翌日、劉さんはまた柳影路派出所の警官に連行され、夜の12時過ぎようやく解放された。

 2013年6月3日、劉さんは自宅前で連行され、長春第2留置場に連行され、33日間拘禁された。

 2014年7月18日、劉さんは曙光路派出所の警官に連行され、家宅捜索を受け、長春市留置場で15日間拘束された。

 2016年8月21日、劉さんはあるスーパーマーケットの近くで迫害の実態を伝えているところ連行され、翌日に帰宅した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/26/463423.html)
 
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