法輪功反迫害24年、ギリシャ民衆は支持する
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2023年8月4日】2023年7月15日、ギリシャの法輪功学習者(以下、学習者)反迫害24周年を記念し、アクロポリスの商店街で法輪功迫害の実態を明らかにする活動を開催し、中国共産党(以下、中共)による迫害の停止を訴えた。

 この日は猛暑「クレオン」のピークにあたり(訳注:農務省は熱波の期間中、観光客の輸送に使われるウマなどの動物による輸送と、営業時間に39度を超える時間帯の労働は禁止されるなどの制限を設けた。ギリシャでは14日、熱波による最高気温が40度以上に達した)、アクロポリスは午後に臨時閉鎖、かつて商店街に密集していた商人たちは姿を消し、人々は足を急がせている。学習者は高温にも動じず、落ち着き静かに煉功し、チラシを配布した。

图1~3:法轮功学员在雅典卫城商业街演示<span class='voca' kid='86'><span class='voca' kid='86'>功法</span></span>,向世人讲述<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>

アクロポリスの商店街で功法を披露し、人々に迫害の真実を伝えた

 ギリシャ人「悪の圧力の下でも善を行おうと努力する」

图4:瑞纳塔(Renata)和儿子康斯坦丁诺斯(Constantinos)与法轮功学员交谈

レナタさんと息子のコンスタンティノスさんは学習者と交流した

 レナタさんと息子のコンスタンティノスさんは、中国本土で中共による学習者への迫害を聞いて心が動かされた。コンスタンティノスさんは、中共の行為は「人道と人権に対する犯罪」であると信じている。

 レナタさんは中国の学習者の遭遇に非常に同情しており、海外の学習者は街頭で真実を明らかにする活動が十分ではないと考えている。学習者は過去24年間、社会のあらゆる階層に真実を伝えてきたこと、米国、スペイン、イスラエルなどの国々は臓器移植ツーリズムを禁止する法律を可決し、世界中での反迫害が前進したことなどを紹介した。レナタさんは学習者の努力を高く評価した。

 レナタさんは、たとえ悪の圧力下であっても善を行うよう努めるべきであり、他人の悪い行動や考え方に従わないようにすべきだと思っている。彼女はまた、すべての人の運命は自分自身の手の中にあり、善と悪、正義と悪との間で選択を行っていると信じている。

 法輪大法について話すとき、レナタさんは法輪功の真・善・忍の理念に同意し、その功理と功法に非常に興味を持ったので、細かく質問した。翌日、親子は功法を学ぶために煉功場に来て、また関連書籍をダウンロードして読んでみた。

 生体臓器狩りについては知っています、それは恐ろしいことです。

 妻のディミトリさんと散歩していたギリシャ人男性のアゲロスさんは、チラシを受け取った後「あなたたち(法輪功学習者)が中国で受けた迫害について知っています。それは江沢民が始めたものですよね」と尋ね、学習者は「そうです。江沢民は嫉妬から法輪功学習者への迫害を始めたのです」と述べた。

 アゲロスさんは迫害が未だに続いているかと聞くと、学習者は「今でも秘密裏に行われており、ニュースやネットでも報道されないため、知らない人も多いのです」と話した。

 「本当にひどいことです、私は初めて聞きました」とディミトリさんは、首を振りながら言った。

 学習者は「(報道の自由の欠如により)外国人は、天安門広場で何が起こったのかさえ知りません、ほとんどの中国人も知らないのです」と言うと、アゲロスさんは続けて、「私は中国人の窮状を理解している、(中共による)生体臓器収奪も知っている、本当に恐ろしいです」と述べた。

 帰る前に、アゲロスさんは学習者に祝福の言葉を送った。

 ルーマニアとラトビアから来た数人の女の子がブースの前を通りかかったとき、学習者はチラシを手渡して、「私たちは迫害を止めるためにここで活動をしています」と言うと、女の子たちはすぐに立ち止まってチラシを読み始めた。

 「中共は、学習者の臓器を採っているのですか?」少女はショックを受け、「命を尊重せず、金儲けだけを考えているからなのですか?」と学習者に尋ねた。学習者は少女の推測を肯定した。すると少女は悲しそうに、「あなたたちはとても苦労しましたね」と言った。学習者は「そのためにここで、中国で何が起こっているのかを人々に伝え、迫害を止めるために活動を行っています」と少女に伝えた。少女は帰ったらもっとチラシをよく読んで、ネットでもっと情報を調べると明かした。

 中共による法輪功への迫害は違法である

 数人の中国人がブースの前を通りかかり、学習者は法輪功迫害の実態が載っている新聞を手渡した。その中の1人は新聞を手に取り、「法輪功の創始者は」を読み始め、「法輪功ですね」と呟いた。

 別の人はすぐに、「ここで法輪功をやるのは合法ですか」と尋ねた。学習者は「信仰の自由なので、もちろん合法です。実際、中国本土で法輪功をやることも合法です」と答えた。中国では刑務所でしか見たことがないとその人は言った。学習者は、中共が多くの学習者を逮捕したが、実際に法的根拠はないと語った。そして、信仰の自由と言論の自由は、中国憲法で国民に与えられた基本的権利であり、法輪功は中国国務院と公安部が認定した14のカルト団体には含まれていないため、中共が法輪功を迫害することは違法である。

 この中国人は、感謝の意を表すとその場を立ち去った。

 当日、何人の中国人が次々と通りかかり、学習者から手渡された迫害の真実の資料を受け取った。

 イベントが終わる際に、学習者のエフィさんは非常に感激していた。「今日はとても暑いので、人はほとんど来ないだろうと思っていました。思いがけず、以前よりも多くの中国人が通りかかり、多くの人が迫害関連の資料を受け取った、今日の苦労はそれだけの価値があります」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/20/463201.html