【明慧日本2023年8月7日】台湾北部から来たおよそ1500人の法輪功学習者(以下、学習者)は7月16日夜、台北市政府広場に集まり、真・善・忍を実践したため中国共産党(以下、中共)に迫害され死亡した学習者を哀悼する活動を行った。台北、新北、新竹、台南、高雄の五つの県の10人の市議会議員は、活動をしているその場に来場し、反迫害の24周年を応援した。
7月16日夜、台北市政府広場の前で反迫害24周年のキャンドルライト追悼を行った |
左から台南市議会議員・朱正軒氏、台北市議会議員・洪健益氏、台北市議会議員・徐弘庭氏、高雄市議会議員・陳麗娜氏、法輪功人権弁護士・朱婉琪氏、台湾法輪大法学会理事長・蕭松山氏、新北市議会議員・鐘宏仁氏、台北市議会議員・張文洁氏、高雄市議会議員・張博洋氏、台南市議会議員・李宗霖氏、新竹市議会議員・曽資程氏、台北市議会議員・闕枚莎氏、チームディレクター金澤柱氏、台北市議会議員・許淑華氏、アシスタント洪至緯氏 |
台北市議会議員「正義は力を必要とし、公理は堅持を必要とする」
台北市議会議員の徐弘庭氏 |
台北市議会議員の徐弘庭氏は法輪功を支援して今年で7年目となる。正義は力を必要とし、公理は堅持を必要とし、価値観を守り、共に戦おうと語った。さらに、徐議員は「民主、自由、人権を守り、臓器の商品化を反対することは、党派や政治立場に関係なく、人道的な価値感を貫くことになるため、徹底的に我々は非難し、制裁すべきです」と述べた。
徐議員は、台北市議会が「生体臓器狩り」という暴行を非難する法案を可決したと紹介した。立法院も党派を問わず、「生体臓器狩り」を制裁する法案を提出したという。「小さい力ですが、我々は共に努力し、より美しい未来のために戦いましょう」と徐議員は呼びかけた。
台北市議会議員・張文潔氏は「法輪功の人達は平和的な方法で反迫害活動を行い、すでに24年経ちました。本当に辛いことです。一日、二日ではなく、24年間です」と発言した。さらに彼女は、中共に迫害され、臓器を収奪されることを思うと、彼女は「私の個人的な非難ではなく、全世界でこの迫害を制止するように取り組んで行くべきです」と言った。
張議員は台湾の北部、中部、南部では生体臓器狩りを反対する活動を行っており、彼女自身もより早く提案するように努力していると話した。「生体臓器狩りを反対する議案を台湾全域、そして全世界まで広げて欲しいです」と言った。最後に「私は必ず迫害の実態をより多くの人に伝えます。より多くの人と共に中共による迫害に反対します」と言った。
新北市議会議員「法輪功は社会の純粋なエネルギーの現れ」
新北市議会議員の鐘宏仁氏 |
民進党新北市議会議員の鐘宏仁氏は、重い気持ちで24年間にわたり迫害を受けて死亡した学習者を哀悼すると話した。
彼は法輪功の迫害の実態を理解した後、法輪大法は真・善・忍に従い、レベルの高い佛家修煉法門であることも知っていると言った。さらに、法輪功の人達は善なる力と、純粋なエネルギーが現れていると語った。「なぜ中共は迫害を加えなければならないのか? なぜ弾圧しなければならないのか?」と、鐘議員は不思議に思っているという。
鐘議員は全世界が中共に立ち向かい、非難し、正義なる声を出すべきだと言い、さらに彼は中共および習近平主席に対し、法輪功に対する迫害を直ちに停止するように呼びかけた。最後に、鐘議員は学習者が持っている揺るぎない意志に感動し、心より感謝していると話した。「法輪功を修煉することは何も過ちはありません。我々は共に戦いましょう」と、鐘議員は呼びかけた。
新竹市議会議員「より多く人に迫害の実態を知らせるよう努力していく」
新竹市議会議員の曽資程氏 |
新竹市議会議員の曽資程氏は発言が始まる前に、皆さんにお辞儀をした。「すべての学習者に最上の敬意を申し上げます。中共の邪悪な本質をより多くの人に分からせたため、学習者に感謝いたします」と言った。
曽議員は何年か前にあるパレードに参加した時、はじめて法輪功に出会ったという。「その時、法輪功のパレードはとても規律を守っており、見事なほど整然としていて、とても感動しました。なぜこんな団体が存在しているのかと思っていました」と言った。学習者の紹介を聞いて曽議員は反迫害の活動に参加し、真・善・忍という精神を理解した。
彼は「こんなに純粋なエネルギーの実践なのに、なぜ迫害を受けるのでしょうか? 理解できないです。中国は共産党が政治を主導しています。つまり共産党が崩壊して初めて信仰の自由が実現できます」と言った。曽議員は最後に、「正義なる力は必ず現れてきます。学習者と一緒により多く人に迫害の実態を知らせるよう頑張って行きましょう。中共が崩壊するまで頑張ります」と言った。
台南市議会議員「天が中共を滅し、迫害が終焉するその日はきっと来る」
台南市議会議員の李宗霖氏 |
台南市議会議員の李宗霖氏は以前、台南の古跡である赤嵌楼でよく学習者の姿を見かけており、彼らと話す機会があり、法輪功の素晴らしさと迫害の実態を理解したという。李議員は「今日の午後から、多くの旅行客が来て、若者達はカメラを持って撮影しています。おそらく多くの人が私のように法輪功に惹きつけられ、法輪功の素晴らしさを理解したと信じています。そして、中共がいかに国民を弾圧しているのかもすでに分かったと思います」と言った。
夜になると風が強くなってきたが、学習者達の掲げた横断幕は風の中にしっかりと立っていた。李議員は「後ろで、多くの学習者達が力を合わせ横断幕を倒さないようにしています。またできるだけ横断幕の字が見られるように強く引っ張っています。私は天が中共を滅し、中共の迫害を終わらせるその日がきっと来ると固く信じております」
台南市議会議員の朱正軒氏 |
台南市議員の朱正軒氏は、「台湾であろうと、世界であろうと、中国であろうと、人々は中共の人権に対する弾圧と迫害の実態を知らなければならないのです。どんな国にせよ、どんな活動にせよ、中共は統治を脅かされたら、中共は必ず手を出すわけですが、立ち向かわなければいけません!」と言った。
朱議員は、「真・善・忍を堅持し、守り続ける法輪功の人達は、迫害を暴露するためにずっと努力しています」と言った。彼は中共の暴行を非難すると同時に、より多くの市民が学習者と共に中共の暴行に立ち向かえるようにと希望した。
高雄市議会議員の陳麗娜氏「法輪功の問題は、人間として関心を持たなければならない問題」
高雄市議会議員の陳麗娜氏 |
高雄市議会議員の陳麗娜氏は、「私は法輪功、および真・善・忍の修煉基準をはっきり分かっています。人間は追求している価値観に深く関わっており、道徳のレベルを向上するには不可欠です。人々を良い人に向かわせるこんなに素晴らしい功法を、なぜ弾圧しなければならないのですか?」と言った。陳議員は、皆がこのような素晴らしい価値観を心に置き、この社会で一つの力を成して初めて、自由や民主主義を守れると強調した。
陳議員は、法輪功が迫害されることは、人間として関心を持たなければならない問題であると直言した。彼女はより多くの人に、インターネットや、法輪功の書籍からその真実を知り、心から真の善悪、真偽を区別し、なぜ休憩日を利用して、迫害停止を呼びかけるのかを分かって欲しいと示した。
高雄議会議員の張博洋氏 |
高雄市議会議員の張博洋氏はまず、「法輪功の人達が24年間にわたって迫害の実態を伝えていることに敬服し、私は最上の敬意を申し上げます。台湾の人々に法輪大法の精神を認識させて下さり本当にありがとうございます。高雄では、法輪功の人達を探すなら瑞豊の夜市に行けば良いのです。彼らは毎週そこにいます」と言った。
張議員は24年間の反迫害にあたって極めて強い意志を持たなければならず、今もなお24年間迫害を加え続けている事は、中共の邪悪と恐怖という本質が現れている証拠だと言った。
張議員は学習者と一緒に立ち向かう事ができ、非常にラッキーだと思っているという。「法輪功を支援することで、より多く人に中共悪政の酷さを理解させ、より多くの人に迫害の実態を分かってもらえるからです」
1999年から2023年までの24年間を、まるで一瞬のように感じている。多くの人の堅持や、犠牲はこの一瞬の中に圧縮されている。全台湾各県の議会議員の支持のおかげで、邪悪は正義なる非難の中、末路に近づいている。無数の人の善を守る中に、未来の光明や希望が見えてきたと張議員は語った。