【明慧日本2023年8月14日】遼寧省葫芦島市(ころとうし)在住の法輪功学習者・李明華さん(70歳女性)は7月11日午前11時50分、妊娠中の娘に会いに浙江省杭州市へ行く際に、北駅で保安検査を受けていたところを連行された。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
警官らは李さんを連行した後に駅で拘束し、李さんの家の鍵を奪って李さんの家を家宅捜索した。警官らは李さんの家で100枚以上の真相紙幣(紙幣に迫害の真相を書いたもの)と50冊以上の法輪功の本を押収したあと、季屯派出所の警官を呼んできた。
警官は午後9時過ぎに李さんを帰宅させた。李さんが法輪功の本の返却を求めたところ、季屯派出所にはすべての本があると言われた。
李さんは翌日、季屯派出所に行き、本の返却を求めた。警察は代わりに李さんを連行し、それ以来李さんを拘禁している。
李さんの家族は釈放を求めて派出所へ行った。李さんの家族は事件を担当した警官にこう言った。「母はもう70歳です。母を解放してください!」。警官は「派出所がかつて89歳の住民を拘禁したことがある。2022年8月19日に他の地元の法輪功学習者4人を逮捕し、そのうち3人に判決を言い渡した」と答えた。
李さんは、2013 年頃に自分の幼稚園を開くまで、南橋区の私立学校で5年間教えた。李さんは法輪功を実践する前、片頭痛と足の痛みに悩まされていた。李さんは腕を上げることもできず、ましてや家事をすることもできなかった。しかし、李さんの症状は2011年に法輪功を学び始めてから6か月も経たないうちに消え、再び家事をし、孫の世話を手伝うことができるようになった。李さんの息子の嫁は、姑は素晴らしい母だったと言った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)