【明慧日本2023年8月16日】2021年、吉林省女子刑務所8監獄区では、法輪功学習者(以下、学習者)に対して残酷な迫害を行った。以下は過去2年間の一部の実態である。
2021年、吉林省女子刑務所8監獄区(以下、8監獄区)に収監された学習者たちは、残酷に迫害された。刑務官と受刑者が結託して、学習者たちを毎日朝4時から夜10時まで小さな椅子に座らせ、ひいては11時まで座らせ、その後初めて寝床につかせた。食事の際にも、少しでも自由な動きは許されず、受刑者が24時間のシフト制で学習者を見張っていた。洗顔や洗濯、トイレの使用すら許されず、たとえ許されてトイレに行く時でさえ、しばらく我慢することを強いられた。
拷問のイメージ写真:長時間、小さい椅子に座ることを強要される |
椅子の上はでこぼこしていて、お尻が潰れてしまった。長時間、小さな椅子に座って動いてはならず、まるで人形のように、身体はまっすぐにしなければならなかった。包夹(バオジア)とは受刑者を指し、帮教(バンジャオ)は転向した学習者のことを指す。彼女らは、転向しない学習者の頭から水をかけて全身びしょ濡れにさせ、寒い冬でも窓を開けて窓の前に座るように命じ、学習者を凍えさせた。しかも、他人には見せないように秘密裏に行った。
転向しない学習者は独房に閉じ込められた。食事は毎回蒸し饅頭を一つ与えられ、わずかな漬け物と少量の1本の水が毎日与えられた。水が足りない場合、便器の水を飲むしかなかった。顔を洗うのも便器の水を使うしかなかった。毎日座っているだけで、動くことは許されなかった。彼女たちの指示に従わない場合、唐辛子の水を顔や目にかけられ、厳しい拷問を受けた。
吉林市の学習者・金敏さんは迫害を受けて脳梗塞になり、歩行が困難になったが、金さんはどうしても転向しなかった。今年4月のある夜、刑務所の隊長・姜微が全員に薬を飲み終えた後、懐中電灯を持ち、全員に口を開けさせて口の中を検査した。姜微は金さんが口を開けたとき、懐中電灯で口の中を照らし、「金敏は偽装している」と言い、侮辱的な言葉を浴びせた。
今年2023年の正月の後、刑務所では残した食べ物を捨ててはならないと決められた。残り物があっても次の食事まで残すことはできず、与えられた量はすべて食べきらなければならなかった。後で与えられた量も減少し、食欲の多い人は量が足らなくなったが、食事中は刑務官がそばで見張っており、文句を言うこともできない。
今年5月から、8監獄区では監房内の労働が始まった。帮教を除き、65歳未満で転向した者は、皆工場で働くように強要された。
イメージ図:中国刑務所内での強制労働の様子 |
姜微は非常に邪悪で、顔は皺だらけになっており、各人に仕事を割り当て、年齢や体力に関係なく、ノルマが達成できなかった場合、監房に戻って椅子に座るよう命じた。その椅子に座りっぱなしで、夜9時まで続き、同じグループの他の人も連隊責任で座らなければならなかった。朝7時に仕事が始まり、夜6時に終わり、昼食の時間は数分しかなかった。トイレは1日3回しか行けず、土曜、日曜日は風呂も禁止され、たまに日曜日に1回の風呂が許される。夏の間、1カ月以上もお風呂に入れないこともある。日曜日でもほとんど休息を許されず、たまに1日だけ休ませることがある。工場での仕事は、おもちゃの人形のまつげなどを作る。姜微は、常に仕事を増やしてやると言った。例えば、以前の200から1000になるなど、仕事をどんどん増やしていた。