【明慧日本2023年8月19日】河北省石家荘市(せっかそうし)在住の法輪功学習者・戎秀珍さん(55歳女性)は、法輪功を学んでいることを理由に5月、当局に懲役4年の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
戎さんは、2022年9月12日に雲南省昆明市の娘の家で連行された。戎さんは2021年4月から娘の家で幼い孫の面倒をみていた。2022年8月、戎さんは石家荘市に戻る予定だったが、新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生により、戎さんのフライトはキャンセルされた。
戎さんは2022年9月20日、盤龍区第一拘置所に拘禁された。
昆明市五華区裁判所は当初、2023年2月10日、戎さんに対して審理を予定していた。しかし、裁判の1日前に延期され、その後、裁判所は警察と結託して戎さんの弁護士による無実の弁護を阻止しようとした。
戎さんの家族は2023年5月、戎さんは五華区裁判所に懲役4年の不当判決が言い渡されたことを知った。
1999年、戎さんは法輪功を学びはじめた。戎さんは法輪功の教えである「真・善・忍」に基づいて自分を律し、心身ともに元気になった。
2008年7月4日、戎さんは石家庄建安路派出所の警官らによって連行され、自宅を家宅捜索され、石家荘市第一拘置所に拘禁された。戎さんはそこで3年間拘禁され、2011年7月3日に釈放された。
明慧ネットの統計によると、2022年、雲南省の130人の法輪功学習者は当局に迫害された。このうち、2人が不当に死亡、27人が主に昆明市に集中して不当判決を受け、29人が連行され、66人が嫌がらせを受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)