吉林省女子刑務所に拘禁中の宋昌平さん 家族との面会禁止
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 【明慧日本2023年8月19日】吉林省徳恵市の法輪功学習者・宋昌平さんは2021年7月10日、警官によって不当に連行された。今年5月、徳惠市政法委および「610弁公室」の迫害政策に従った徳惠市裁判所は、宋さんに不当に懲役3年の実刑判決を下し、宋さんを吉林省女子刑務所に監禁した。2年以上監禁された宋さんは家族との面会を刑務所に禁止され続けている。

 宋さんは57歳女性で、中国吉林省徳惠市の達家沟鎮五家子大隊四社に在住。宋さんは徳惠市龍珠私立学校に在学していた子供の面倒を見るために、パートとして同校の清掃作業をしていた。宋さんは学校の生徒たちに法輪功の素晴らしさを伝えたとして、王校長に告発された。

 2021年7月10日午前9時過ぎ、徳惠市国内安全保護部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)および振興派出所の警官らが龍珠学校で宋さんを連行し、宋さんの身分証明書、携帯電話、銀行カード、鍵、夫の給付カードなどを奪った。

 その後、国保と振興派出所は2台の警察車両を出動させ、達家溝派出所の警官を連れて、農村の誰もいない宋さんの家の裏口をこじ開けて中に入り、法輪功の書籍及び創始者の講法DVDなどを押収した。

 警官らはまた、宋さんの11歳の孫娘に案内させて、宋さんの徳惠市東三道街の家に押し入り、法輪功の書籍などの私物品を押収した。

 宋さんの夫が警官らの違法な行為を徳惠市治安科の李波に訴えたが、李波は宋さんの夫に1万元(約20万円)を請求し、それを振興派出所長および国保の警官らに渡すと言った。

 2021年7月26日、宋さんは不当に長春第四留置場に収容され、後に徳恵市留置場に移動させられた。

 5月、徳恵市裁判所は徳恵市政法委と「610弁公室」の指示に基づいて、宋さんに対して不当に懲役3年の実刑判決を言い渡し、宋さんを吉林省女子刑務所に監禁し、迫害を加えた。

 宋さんが2年間不当に監禁されている間、家族は宋さんに面会を何度も申し出たが刑務所側に拒否された。

 吉林省女子刑務所は宋さんの家族の面会する権利を剥奪しており、現在まで、家族は宋さんの状況を全く知らされない状態でいる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/12/464088.html)
 
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