無神論者から修煉者へ
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年8月20日】私はかつて、何も信じない無神論者でした。 37歳の時、法輪大法に出会い、人生の正しい方向性を見つけることができました。

 一、重度の不眠症が治った

 私は子供の頃からきれいだと褒められ、どこに行っても注目され、次第に耳にここち良い話を聞きたいという虚栄心を持つようになりました。 生老病死という自然の法則の前で、かつての虚名は私の負担になりました。私は出産後、睡眠が不規則になり、30歳代になると眠れなくなり、最後には重度の不眠症になりました。

 よく眠れないと、次の日やつれて老けてしまうので、負担が大きく、同僚や知人が私を見た時の大騒ぎの表情が一番怖かったのです。メンツを重んじる私は、心が敏感で、ストレスが多ければ多いほど眠れなくなり、その結果悪循環になってしまい、連日のように眠れないこともよくありました。病院に行って、薬を飲んでも効きませんでした。病的な不眠症ではなかったので、自分を苦しめているのは、完全に自分自身の考えによるものでした。

 私はいつも昼間から夜眠れなければどうしようかと心配していました。寝返りを打ったり、全身に汗をかいたり、動悸がしたりする苦しみは、経験者にしか分からないのです。早く寝たり、昼に寝たり、寝る前に酒を飲んだり、睡眠薬を飲んだり、あらゆる方法を試しましたが、効果はありませんでした。長引く不眠で、体のあちこちに異変が出始め、心身ともに疲れていました

 ある日実家に帰ると、母は私のやつれた顔を見て、再度法輪功を薦めました。母は2003年に法輪大法の修煉を始めてから、何度も私に大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を伝えました。しかし私は、中国共産党(以下、中共)のメディアの噓偽りの宣伝を信じているため、法輪功に対して不可解な憎しみと恐怖を持っていました。毎回私は怒って母にぶつかり、大法の悪口まで言って、無知の中でたくさんの業を造ってしまいました。

 しかし今回、私は怒りませんでした。数々の病気を患い、長年、薬が欠かせなかった母が、修煉してからすべての病気がなくなり、とても元気になりました。以前母はひどい胃病で、夏でもスイカを食べる時には太陽の下で温めてから食べていましたが、今は冷蔵庫から出したスイカをそのまま切って、普通に食べても全く問題ありません。母の変化には私も驚きました。

 その日、私は素直に母の話を聞きました。「大法は、病気を治すだけでなく、修煉によって、人が若くなるのよ。美容院に行くとお金がかかるが、煉功は一銭も要らないし、たとえ効果がなくても損もない」と母は私に勧めました。そこで私は「とりあえず大法の本を読んでみて、ダメだったらやめればいい」と思い、母の勧めを受けました。

 初めて『轉法輪』を読んだ日、数ページも読んでいないうちに、そのままぐっすり眠ってしまい、朝起きると、全身が軽くなっていました。こんなに気持ちよく寝ることができたのは初めてでした。自分も不思議に思い、夜また本を読んでみると、前日と同じでした。1週間で『轉法輪』を読み終えた私は、生まれ変わったように元気になり、鏡の中の自分を見ると、少なくとも10歳若くなったように見えました。

 『轉法輪』の中に書かれた人としての道理が正しいと思いました。私はいろいろな名著や禅悟のような書物を読んだことがありますが、これまでこんなに納得できるものはありませんでした。これからは『轉法輪』の教え通りに良い人になろうと思いました。

 私は、テレビで「天安門焼身自殺」とか「法輪功が政治に参与している」とかの中共噓偽りの宣伝に騙されたことにとても悔しかったのです。「中共政府がどうしてそんな嘘をついて、民衆をだますことができるのか!」と怒りを感じました。

 一週間後、私は煉功を始めました。この後、灌頂や天目を開くこと、他空間のことなど、様々な体験があり、そして体の調子が悪いところがすべてなくなりました。私が数十年で形成した無神論の観念は強く衝撃を受けました。私は「この世の中には本当に神が存在していて、法輪功の言っていることは本当のことだ! あれほど多くの大法弟子が、命を捨てても『真・善・忍』の信仰を捨てないのは、裏にはこんな大きな意味があったのだ!」と分かってきて、心の中で叫びました。かつて無知ゆえに佛法を罵り、重い業力を造ってしまった私が、「良い人になりたい」という一念があっただけで、師父は私を救ってくださいました。なんと慈悲なことでしょう!

 二、大法のお陰で家庭は幸せに

 修煉する前の私は気性が悪く、自分の気持ちをコントロールできず、怒ると物を投げたり、実家に戻ったりするのが日常茶飯事でした。また、自分のことしか考えず、とても自分勝手でした。例えば、夜眠れないと夫のいびきのせいにして、夫を起こして寝かせません。幸いなことに、夫は性格がよく、いつも私を包容してくれました。

 しかし、私が修煉してから、立場が逆になりました。夫はいつも理不尽に怒ったり、私を大声で叱ったりして、姑や義姉でさえ見ていられないほどでした。「すべて業力による因果応報で、以前自分が悪かったので、今は返すだけだ」と思い、私は怒ることもなく我慢しました。私の変化を見て皆驚き、姑は私を褒めてくれました。

 しかし、時にはトラブルがエスカレートし、夫が他人の前で大声で私を怒鳴りつけ、面目を失いました。表では争いませんでしたが、家に帰って涙を流し、悔しくてなりませんでした。後で反省すると、「やはり自分の心の容量が足りない。容量をさらに拡大しなければならない」と思い、自ら夫と仲直りします。時には、夫も「よくやったね、進歩した!」と言ってくれました。夫が確かに私の修煉を手伝っていると思います。

 姑は中共の迫害を恐れ、母が私に法輪功を勧めたことに文句を言い、私の修煉に反対しました。しかし、修煉してから、私は心から姑を思いやるようになり、姑の好きな料理を作ってあげたり、洋服を買ってあげたり、家事を手伝ったりして、どんな時でも姑や家族を優先にしました。

 姑は、私が修煉してから体が良くなり、性格もやさしくなったのを見て、法輪功が本当に素晴らしいと分かりました。今、姑はいつも周りの人に「嫁はとてもよくしてくれます。娘よりも親切ですよ。こんなに良い嫁をもらって、私は幸せです」と褒めてくれます。私が「以前の私は気分屋さんでした」と言うと、姑は「そうそう、法輪功はあなたを変えてくださったね!」と笑って言いました。

  三、大法の教えは娘の心に根付いた

 私の娘は子供の頃はあまり頭が良くなかったのです。小学校の時は腕白で、授業中によくクラスメートとメモを交換したり話をしたりして、成績は普通でした。私はその頃、不眠症で体調を崩していて、娘を教育する気力もなく、いつもイライラしていました。

 修煉してから、私は毎日寝る前に娘に大法の本を読み聞かせました。時間が経ち、娘はほとんどの大法の本を聞きました。

 大法の法理が娘の心に根付き、知らず知らずのうちに大法に同化していました。娘の成長には反抗期がなく、勉強についても親を心配させることはありませんでした。特に高校に入ってからは、学期ごとにあらゆる試験で学年でトップを守り、いつも2位を大きく上回る成績で全校の注目を集めました。

 娘は心が清く迷いがないため、学習の効率が高いのです。私は娘の携帯電話の使用を制限していませんでしたが、娘はほとんど使用せず、自制することができました。たまにはクラスメートと話をして、少し時間を無駄にすると、悔しくてなりませんでした。

 娘は国内3位の大学の合格ラインを上回りましたが、海外留学を選びました。大学では、娘は指導の先生が重点的に育成した学生でもあり、多くの受賞と奨学金を取得しました。指導の先生の引き留めもあり、娘は本校で大学院に進学しました。

 現在の社会では、利益を前にして争うことを奨励し、子供に「損をしてはいけない」と教えています。大法の教えを受けた娘はとても善良で、いつも他人のことを考え、よく人を助け、損をしても平気です。しかし、娘はそれでいじめられたことはなく、むしろ多くの友達を得ることができ、評判が良く、同級生から「あなたが怒っているのを見たことがない。あなたは怒ることを知らないの?」と聞かれたこともあったそうです。

 現代的な変異した観念の影響で、現在の若者の交友は自由で、同棲現象が一般的です。娘のいる親は自分の子供が被害を受けるのではないかと心配していますが、私はまったく心配していません。娘の心には大法がありますから、どんな社会環境にいても流されないと信じています。娘のルームメイトは夜中まで外で遊んで戻りますが、娘は毎日夜遅くまで勉強していました。ルームメイトは、娘が外部の誘惑に負けず、勉強に集中できることに感心しました。大法は娘に清い品格を与えてくださり、彼氏と3年間交際していても「結婚するまでは同棲しません」と言いました。

 (責任編集者:洪揚)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/13/464026.html)
 
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