【明慧日本2023年8月21日】黒竜江省牡丹江市(ぼたんこうし)在住の法輪功学習者・孫霞さん(60歳女性)は、2023年1月28日、ハルビン市の娘の自宅で孫の世話をしていたところ、ハ南派出所の警官らに連行された。その後、孫さんはハルビン市拘置所に拘禁された。6月14日に孫さんは道裏区(どうりく)裁判所によりオンラインで審理が開かれた。孫さんは審理で自らを弁護する証言を行った。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
孫さんは幼い頃から、関節リウマチ、心臓病、胃病、慢性頭痛など、複数の病気を患っていた。法輪功を学び始めてから、孫さんの持病はすべて消えた。しばしば孫さんを殴る夫とのぎくしゃくした関係も改善した。孫さんはまた、姑が病気になったとき、姑の世話をし、孫さんの夫は感動し、心から李洪志先生に感謝した。
以前の迫害
法輪功で前向きな経験をしてきた孫さんは、1999年に迫害が始まってからも信念が揺らぐことはなかった。
2000年6月1日、孫さんは自宅で『轉法輪』を読んでいたところ、寧安市の警察署の警官に連行され、拘置所に15日間拘束された。2000年6月21日、孫さんは寧安拘置所に15日間拘束されたあと、「保証金」の名目で5000元を強要された。
2008年4月22日、孫さんと3人の法輪功学習者は街で真相解明資料を配布したとして警官らに連行された。 4月23日、彼らは東京成林区拘置所に3カ月半にわたり拘禁された。
2008年4月24日、孫さんの法輪功の修煉を阻止するため、城林区公安局の国家保安局の警官は孫さんの自宅に侵入し、孫さんの法輪功の書籍を押収した。
2008 年6月4日、孫さんは寧安拘置所に移送され、残酷な拷問を受けた。
拷問のイメージ図:灌食 |
孫さんは2009年から2014年の間、合計5年2カ月、ハルビン女子刑務所に拘禁された。拘禁中、孫さんはさまざまな拷問を受けた。ベッドに縛り付けられ、眠ることも許されず48時間拷問されたこともあった。孫さんは断食で抗議したが、強制的に食事を与えられた。看守らはまた、孫さんに無給労働を強制した。虐待された結果、孫さんの健康は損なわれた。
2016年3月26日、孫さんは寧安市で法輪功迫害の実態を明らかにしていたところ、寧安拘置所に拘禁された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)