【明慧日本2032年8月21日】(明慧記者・李静菲)2023年7月20日は、法輪功学習者(以下、学習者)が平和的かつ理性的に迫害に反対して24周年の記念日である。1999年7月20日、中国共産党(以下、中共)の江沢民グループは法輪功への残酷な迫害を開始し、その迫害は現在も続いている。今年、学習者が主催した反迫害24周年の活動に際して、オーストラリア、ニュージーランド、日本、台湾、中東の政治家が中共を非難し、法輪功を声援した。
オーストラリア各界の名士 法輪功の平和的反迫害を支持
オーストラリア・シドニーの学習者は7月14日、シドニーの金融と政治の中心地のマーティン広場で、法輪功反迫害24周年を記念して各界の人々と集会を開催した。
集会に駆け付けた政治家や来賓はスピーチの中で、信仰の自由を守るために長年、中共政権に抵抗してきた学習者の勇気と揺るぎない精神に敬服の意を表した。また、学習者が伝える真実は世界的に称賛と支持を得ており、正義は必ず勝利すると述べた。
反迫害24周年集会でスピーチするホーンズビー郡議員の スリーニ・ピラマリ氏 |
ホーンズビー郡議員のスリーニ・ピラマリ氏は、反迫害24周年集会で以下のように述べた。「1999年から24年経ちました。学習者たちは全世界に迫害の真実を伝えています。世界から称賛と支持を得ています。中共は、はっきりと認識してもらわなければなりません。学習者への迫害、臓器収奪の暴行を直ちに停止すべきです」
「法輪大法の団体は、平和的、和やか、全てのコミュニティと融合しやすい団体です。同じような素晴らしい団体はなかなか見つかりません。学習者たちは、これからも善なることを続けて欲しいです。特に無料で功法を教える勉強会はとても素晴らしいです。私たちはずっと支持し続けて行きます。頑張ってください」
反迫害24周年集会でスピーチするパラマッタ市の元市長、アンドリュー・ウィルソン氏 |
ニューサウスウェールズ州パラマッタ市の元市長アンドリュー・ウィルソン氏は、集会で「学習者たちの平和的な阻止活動ですが、これこそ私が学習者を尊敬する大きな理由です」、「中共の野蛮で、悪徳な非人道的行為に影響されないようにしてください。真・善・忍の理念を堅持すれば、勝者はあなた達であり、中国は自由を獲得することができるのです」と述べた。
反迫害24周年集会でスピーチする「オーストラリア伝統的価値観、家族と祖国を守る同盟」会長のポール・フォーリー氏 |
オーストラリア伝統的価値観、家族と祖国を守る同盟会長のポール・フォーリー氏は、集会で次のように述べた。「中共による法輪功への迫害は『ジェノサイド』です。1999年から『生体臓器収奪』は、中国で産業規模で続いています。人々によく知られていることです」
「オーストラリアの人々は、中国で何かが起こっていることを知っています。私たちはここで、目撃者としてあなた達を支持します。あなた達は孤独ではなく私たちも一緒にいます。中国は自由な国になって、中国の人たちは自由な人と同じように生活することができるようになるでしょう。神様は私たちのために、自由を作ってくださるのです」
ニュージーランド各界の名士 法輪功の平和的反迫害を支持
ニュージーランドの学習者は7月15日、オークランドのニューマーケット・ビジネスセンターで集会を開き、各界の人々が応援に駆け付けた。彼らは、法輪功の過去24年間の平和的で理性的な反迫害活動に敬服し、暴政に反対するすべての団体の模範となっていることを称賛した。
反迫害24周年記念集会でスピーチする公民自由委員会のバリー・ウィルソン委員長 |
公民自由委員会のバリー・ウィルソン委員長は集会のスピーチで、このように述べた。「私は法輪功学習者を尊敬しています。私たちは中国で恐ろしいことが起きていることを知っており、法輪功は最も活動的な(反迫害)グループの一つです。 中共は生体臓器収奪について嘘を言っていますが、この悪事が続いていることを誰もが知っています。だからこそ、法輪功学習者が迫害の実態を暴露し続けることは非常に重要であり、彼らは私たちの大いなる称賛に値します」
「真・善・忍はとても素晴らしい理念であり、法輪功は平和と健康的なライフスタイルを促進する功法です。 これは中共が追求する理念に相反しているため、中共は脅威とみなしています」
ウィルソン委員長は、他の自由民主主義国家とともに中共に制裁を実施するときが来ていると話した。
反迫害24周年記念集会でスピーチする、ニュージーランド・ウェリントン市議会元議員のトニー・ブラント氏 |
ニュージーランド・ウェリントン市議会元議員のトニー・ブラント氏は、集会で中共の犯罪を公に非難した。「中共は組織的に臓器収奪を行っており、罪のない国民を謀殺している。これは理解し難い邪悪な行為だ。中共政権は、第二次世界大戦のホロコースト以来、人類に対する最悪の犯罪を犯した政権であり、我々の地球上の文明の境界線の外で行われている政権だ」
「中共の人権侵害は広範かつ長期にわたっている。 中共が押し付ける権威主義体制は、中国国民だけでなく、国際社会で確立された文明規範や人権構成にも脅威である」
ブラント氏は、中共は違法組織であり、人権侵害、司法、警察、刑務所制度における拷問や殺人行為、臓器収奪および臓器移植犯罪について調査されるべきだと述べた。
7月19日、国会議事堂前の集会でスピーチするマーゴット・マクベイ氏(右) |
ニュージーランドの学習者は7月19日、ウェリントンの繁華街でパレードを行い、社会全体に、中共による人権侵害に関心を持つよう呼びかけ、ニュージーランド政府と国民に中共の反人道的な残虐行為を阻止する行動を取るよう促した。
中国での臓器移植乱用停止(ETAC)国際ネットワークのニュージーランド代表であるマーゴ・マクビカー氏が集会でスピーチを行った。同氏は、世界的に人権活動家、国会議員、非政府組織(NGO)、その他の団体が、違法で恐ろしい臓器収奪の犯罪を阻止するために、たゆまぬ努力を続けていると話した。
同氏は、「強制的な臓器収奪を阻止し、自国民を共犯から守るための法律を制定した国もある。 例えば、(アメリカの)テキサス州では、中国などの地域で違法に移植された臓器を健康保険の適用を禁止する法律が可決された。また、米国下院議員のスコット・ペリー氏は、『法輪功保護法』という法案を提出した。この法案は、強制的な臓器収奪に関与した犯罪者を制裁し、米国への入国を禁止することを目的としている」と強調した。
同時に、マクビカー氏はニュージーランド政府と国民に行動を起こすよう促した。「国家として、ニュージーランドは中国の違法な臓器移植産業を終わらせる手助けをし、自国民を殺して利益を得る政権に阻止する道徳的、倫理的義務がある。中共によるこの残虐行為をやめさせ、この人間の悲劇を一刻も早く終わらせるために、共に努力しょう」
(続く)