反迫害24周年 スコットランドで署名活動
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 【明慧日本2023年8月26日】スコットランドとイングランドの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は7月22日、スコットランドの首都エディンバラで反迫害24周年を記念する活動を開催し、法輪功に対する迫害の実態を伝え、迫害の制止を呼びかけた。実態を知った市民は署名して支持を表明した。迫害された中国の学習者の境遇に同情し、迫害はあってはならないことだと言う人もいた。

 学習者はエディンバラ最大の公園メドウズ・パークの入り口にブースを設け、「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功学習者に対する生体臓器摘出を停止せよ」などの横断幕や展示パネルで反迫害のメッセージを明確に伝えた。小雨が降る中、学習者は五式の功法を実演し、穏やかで平和的な雰囲気が往来する通行人を引きつけた。

'图1:学员在活动中展示法轮功功法。'

功法を実演

'图2~4:民众驻足了解<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>。'

迫害の実態を知ろうと立ち止まって話を聞く市民

'图5:一位小女孩在妈妈签名后,请求妈妈同意她也签名支持反迫害。'

母親が署名したのを見て、少女も母親の許可を得て署名した

 人々は足を止めて展示パネルを読んだり、学習者の説明に耳を傾けたりした。彼らは、学習者に対する迫害、特に中国共産党(以下、中共)による学習者への生体臓器摘出の犯罪に衝撃を受け、義憤を感じ、迫害を制止する力になろうと次々と署名した。

 スコットランド市民「迫害はあってはならないこと」

'图6:莎朗(Sharon)

中共による迫害を止める手助けをしたいと話すシャロンさん

 看護師のシャロンさんは、道路の向かい側から「法輪功学習者への生体臓器摘出を停止せよ」の展示パネルを見て衝撃を受け、友人と一緒にパネルを読みに来た。中共が「生体臓器バンク」を持っているため、中国では数週間待つだけで臓器移植が行われることがあると知った彼女は、「これは恐ろしすぎます。起こってはならないことです」と繰り返し強調した後、迫害を制止する力になろうと自ら署名した。 

 署名しに来たある中年男性は、学習者が着ていた黄色いジャケットに書かれている「真・善・忍」の3文字に惹かれたという。法輪功が人の心身の健康に有益であると知った男性は、「いかなる迫害もあってはなりません。特にあなたたちのような平和な団体に対しては」と語った。

 学習者と長時間話した別の男性は、法輪功と中共による法輪功への迫害を初めて聞いたと言い、迫害の状況に驚いたという。彼は帰宅後、ロンドンで行われた独立民衆法廷による生体臓器摘出に関する判決をもっと調べてみると言った。また、男性は迫害に対して平和的な抗議活動をする学習者を非常に支持し、署名も行った。

 ある退職した会社経営者も、法輪功と中国本土における学習者への迫害について初めて聞いたという。学習者は彼に、無神論を唱える中共はウイグル族のイスラム教徒、チベット族の仏教徒、家庭教会のキリスト教徒などの神を信じる人々をも迫害していると説明した。中共による生体臓器摘出の犯罪に大きな衝撃を受けたこの経営者は、ロンドンの独立民衆法廷が調査事実に基づいて判決を下したことを知った後、このような情報を提供してくれた学習者に感謝し、インターネットで関連内容を読み、さらに多くの人に法輪功のことを知るように伝えると話した。

 中国の若者が署名し、反迫害を支援

 海外で生まれ育った中国系青年は、反迫害の署名用紙に躊躇なく署名した。このような選択をする勇気をどこから得たのかと学習者に聞かれた彼は、「すべての迫害はあってはならないものです。私は(支持を示す)署名以外は何もできません」と答えた。また、彼は法輪功についてもっと知りたいと言い、家に帰ったらネット版の『轉法輪』を読むつもりで、両親にも法輪功の迫害の実態を伝えると話した。

 自ら迫害の実態を聞きに来た別の中国系青年は、自分が道教徒で、法輪功を聞いたことはあるが、中共による迫害を知らないと学習者に語った。実態を知った後、彼はそれを教えてくれた学習者に感謝の意を述べた。

 24年間、反迫害を続けてきた法輪功学習者

'图7:罗斯玛丽(左)赠送路人印有法轮大法信息的小莲花。'

ローズマリーさん(左)は、法輪大法のメッセージが印字されている小さな蓮の花を通行人に渡している

 1999年6月に法輪功の修煉を始めたローズマリーさんは、1999年7月20日に中共が法輪功への迫害を開始した後から迫害の実態を伝え続け、イギリス各地とヨーロッパの至る所を訪ねた。

 中国本土で迫害されている学習者を救うために、彼女は2002年2月13日に3人の欧米人学習者と一緒に北京に行き、天安門広場で横断幕を掲げて中共の迫害に抗議しようとした。その後、中共に連行された彼女は、危難の中で在中国イギリス大使館に助けを求め、ようやく無事帰国することができた。

 ローズマリーさんによると、過去24年間、学習者は法輪功が迫害に遭っている実態をイギリス社会の各業界に訴え続けており、イギリス政府も事実をよく知っているという。彼女は、イギリス政府が国際社会で法輪功のために公に声を上げることを期待していると述べた。

 また、彼女は未だに迫害の実態を知らない中国人にも以下のメッセージを伝えたいと言った。「どうか、中共のデマを信じないでください。良い未来を手にすることができるように、どうか、もっと迫害の実態を知ってください。そしてどうか、中共に追従して法輪功を迫害することをしないでください。それが、中共があなたの人生をダメにする手段です」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/27/463479.html)
 
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