江西省南昌市の羅文斌さんに4度目の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年8月26日】江西省南昌市の法輪功学習者・羅文斌さん(45歳男性)は先日、4度目の不当判決を受けたことが分かった。現在、羅さんは南昌刑務所第八大隊に拘禁されているが、詳しい状況は不明である。

 法輪功は心身を鍛える気功で、世界各国で1億人が愛好している。

 羅さんは大学卒で、青山湖区羅家鎮第一中学校の優秀教師だった。法輪功を学んでいることで、羅さんはかつて、3回も不当判決を下され、計12年6カ月の刑期だった。刑務所で迫害され、羅さんは九死に一生を得たが、精神が異常になった。

 明慧ネット2022年4月5日の報道によると、羅さんは2021年9月に1年の刑期を終え、南昌県留置場から帰宅したが、再び連行された。その後、羅さんの行方が分からなくなった。先日、羅さんはすでに不当判決(判決を下した日や刑期が不明)を受け、刑務所に収容されたという情報が確認された。

 羅さんは法輪功を学ぶ前、体が弱く、胃の病気に苦しんでいたが、1998年末に法輪功を学んだ後、心身ともに健康を取り戻し、法輪功の真、善、忍の基準に従って良い人になるようと努力し、他人のことを優先に考えるようになった。勤勉で、真面目に仕事をやり、生徒に責任感を持ち、教育の水準を上げ、同僚、生徒、保護者から評価された。

 しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民グループは法輪功への残酷な迫害を開始した。法輪功への信仰を堅持した羅さんは、中共が法輪功に対するでたらめな嘘を騙されないように、人々に法輪功迫害の真実を伝えた。そのため、3回も判決を下された。

 2001年2月、羅さんは四川省営山県で法輪功の資料を配布していた際、警官により現地の派出所に連行された。一週間後、羅さんは南昌市青山湖公安分局と羅家派出所の警官によって南昌市に連れ戻された。その後、懲役7年の判決を言い渡され、江西省豫章刑務所に送られた。

 刑務所で、羅さんは殴打され、両腕を背中に回され手錠をかけられ吊るし上げられ、長時間に壁に面して立たされた。刑務所の規則を強制的に覚えさせられ、灌食され、過重な奴隷労働などの拷問を受けた。ある時期、連日のように羅さんは強制的に床に押さえつけられ、何本の鉄線でねじたもので頭を殴られたこともあった。その絶え間ない拷問の末、羅さんの意識が朦朧となった。

 2009年9月17日朝、羅さんは南昌市青雲譜区で法輪功について書かれたステッカーを貼っていたとき、巡回の警官に塔子橋派出所まで連行され、拷問され自白を強要された。その後、羅さんは懲役4年6カ月の判決を下され、南昌刑務所に送り込まれた。

 刑務所で、羅さんは信念を放棄しないため、残酷な迫害を受けた。重労働を科され、壁の前に立たされ、睡眠を奪われ、十数回以上昼も夜も手錠で鉄の扉に繋がれ、トイレに行くことも許されず、吊るし上げられた状態で2、3日続いた。立つこともできないほど殴られ、両手を鉄の扉に繋ぎ手錠が手首に食い込むなどの苦痛を与えられた。ひどい拷問の末、羅さんの身体も精神も大きなダメージを受けた。

 計11年6カ月間にわたって刑務所に拘禁され拷問を受けた羅さんは、元々元気で優秀な若い教師であったが、精神に異常をきたし、身体は非常に衰弱し、正常に働くことができず、両親に頼るしかできない状態になった。

 2020年9月1日、南昌県蓮塘鎮塔城で法輪功に関する資料を配布していた羅さんは、南昌県幽蘭郷の派出所の警官に連行された後、南昌県留置場に拘禁され、三度目の懲役1年の判決を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/8/14/464170.html)
 
関連文章