黒竜江省の3人の住民に不当判決
【明慧日本2023年8月27日】黒竜江省ハルビン市在住の3人の法輪功学習者・李継武さん(男性)、趙軍勝さん(男性)、韓亜香さん(59歳女性)は、法輪功の教えを堅持したために、道里区裁判所にそれぞれ懲役3年と1年6カ月の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
李さんは2021年6月10日朝、道里区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に自宅で連行された。そのため、それ以来、寝たきりの李さんの妻の面倒を見る人がいなくなった。
その日の午後、国保の警官らは韓さんの自宅に侵入し、韓さんを連行した。
韓さんは、法輪功を学び始める前、末期の肝臓癌で腹水に苦しんでいた。いかなる医学的治療も役に立たなかった。韓さんは、法輪功を学んだあとすぐに回復した。警察が韓さんを外に引きずり出そうとしたときに、夫・趙さんが帰宅し、同様に連行されることになった。 彼は恣意的に逮捕に抵抗したため、さらに多くの警官が到着し、夫妻を連行した。警官らは韓さんの自宅にある1万元(約20万円)以上の現金、法輪功の書籍、その他の貴重品を押収した。
身体検査を受けた後、韓さんはハルビン市第二拘置所(鴨子圏拘置所としても知られる)に、趙さんは検疫所に連行され、そこで14日間拘留された。韓さん夫妻は健康診断の費用と新型コロナウイルス感染症の検査費用を負担することを余儀なくされた。
その後、道里区裁判所は李さんと趙さんに懲役3年、韓さんには懲役1年6カ月の不当判決を言い渡した。李さんと趙さんは現在、呼蘭(こらん)刑務所に拘禁されている。韓さんは不当拘禁を終えて釈放された。