湖北省の4人の法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2023年8月27日】湖北省宜昌市(ぎしょう-し)在住の法輪功学習者・張永紅さん、張永勝さん、楊偉軍さん、徐巧玲さんは、2016年4月19日、平湖区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに自宅から連行された。張永紅さんは2023年4月、7年の不当拘禁を終えてから2週間も経たないうちに、国保の警官らに洗脳班に連行された。張さんは未だに中共当局に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2016年4月19日午後、国保の10数人の警官らは、張さんの自宅に侵入した。張さんと張さんの弟・張永勝さんは、警官らに連行された。警官らは張さんのパソコン、プリンター、通帳、法輪功の書籍、および数十万元の現金、車1台を押収した。押収品のリストは張さんらに渡されなかった。

 その日の午後、国保の警官らは出勤途中の配達員・楊偉軍さんを連行した。警察は午後9時に楊さんの自宅を家宅捜索した。そしてコンピューター、法輪功の書籍、通帳、および現金1万元(約20万円)以上の現金を押収した。

 同日、徐巧玲さんも国保の警官らに連行されたが、詳細は明らかになっていない。

 4人の学習者は宜昌市第一拘置所に連行された。警官・周向東は取り調べ中に張永紅さんを激しく殴り、足を骨折させた。張さんは痛みのあまりすぐに気を失った。周は救急車を呼び、張さんを病院へ搬送したが、張さんが意識を取り戻した後、2人の警官は張さんを拘置所に連れ戻した。

  葛州壩(かっしゅうは)検察庁は4人の学習者を起訴した。2017年11月、 葛州壩裁判所は張さんに懲役7年、張永勝さんと楊さんにそれぞれ3年6カ月、徐さんに2年6カ月の不当判決を言い渡した。

 警官・周向東は、1999年に迫害が始まって以来、地元の学習者を積極的に迫害してきた。周は少なくとも40人の学習者を迫害し、その多くの人は殴打されたり、暴言を吐かれたりした。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/25/463393.html)
 
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